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 欧米の系統分類学者を中心に「被子植物系統研究グループ(Angiosperm Phylogeny Group;APGと略称)」が結成され、従来からの視覚的類似性の基準に加え、DNAを基にした分子系統学の最新成果を反映させた被子植物の分類体系が発表され、2003年に改訂された(APGU)。これを基に近縁の科や目を並べ変えた代表的なものに、Haston et al.(2007)、Mabberley(2008)等がある。我が国では2009年にHaston et al.(2007)の体系を採用した「高等植物分類表」が米倉浩司氏の著により北隆館から(米倉2009)、Mabberley(2008)の体系を採用した「植物分類表」が大場秀章氏の編著によりアポック社から発刊された(大場2009)。
 本サイトでは従来から「シダ各文献の科属の対比」、「カヤツリグサ科各文献の属・亜属の対比」を掲載していたが、米倉2009と大場2009での取り扱いを反映させ、以下掲載する。(2010/1/23;山口純一)

シダ各文献の科属の対比(統一されていない科属の取扱いの現状を理解する)(2007/2/20初稿、2010/1/16新改訂) 

 APGUでの対象は科・目以上のため、カヤツリグサ科やイネ科においては大きな変更は見られない。属の範囲はそれぞれの著者の判断による。
カヤツリグサ科各文献の属・亜属の対比
(科の全体を理解する)(2008/3/15初稿、2009/12/17改訂)

米倉分類表・大場分類表でのイネ科の属検証(2010/1/29)


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