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〔キク科 センダングサ属 Bidens 、コセンダングサ類の混乱を記録する〕 (2009/10/16) 学名一覧 参考文献
《はじめに》
コセンダングサ Bidens pilosa L. は各地でごく普通に生育する植物だが、花弁や痩果の状態などでいくつかの変種や間種があり、それらについて時に論議されることがあるが、種内分類群の和名や学名の混乱が著しく、だれもが一度はこの問題にわずらわされる植物である。ここでは、従来の文献で用いられてきた状況を以下にまとめ、整理記録し、【記載学名】、◆使用標準和名、(文献略号)、の順に表記する。
◇白色舌状花のないもの
【B. pilosa var. pilosa】◆コセンダングサ(UM1N1N2GSO1O2O3IH環YAKTZH帰M2)
◇10mm以下の白色舌状花があるもの
【B. albflora】◆シロバナノセンダングサ(U)
【B. pilosa var. minor】◆シロバナセンダングサ(M1N1N2SI環TZ)◆シロノセンダングサ(O1O2Y)◆コシロノセンダングサ(GO3HKH帰M2)
久内(1949)は和名学名の混乱にふれており、「明治初期に於ける、東大系の名称を拾う」とした和名の対比表の中で、本種に関しては以下のようにあげている。
帝国大学理科大学植物標品目録(明治19年1886) シロノセンダングサ
帝国大学植物園植物目録(明治20年1887) シロノセンダングサ
植物名彙第T版(明治17年1884) シロバナノセンダングサ
改正増補植物名彙(明治39年1895) シロバナノセンダングサ
北隆館発行の長田(1972)や保育社発行の初版長田(1976)ではシロノセンダングサの和名を用い、同じ保育社発行第9刷の長田(1992)ではコシロノセンダングサに変えている。この間の事情を長田(1984)ではコシロノセンダングサの項に、「長い間シロノセンダングサとよばれてきたが、北村四郎博士の研究により、江戸時代この名で呼ばれたものは舌状花の大きい別の変種と分かり、上の新称を与えられている」と記されている。久内(1949)には「弘化年間舶来と草木図説に有り」と記されているが、草木図説(飯沼慾斉1856)の図をみると、本種より花弁が大きい植物である。
◇10mm以下の白色舌状花があり、痩果の刺針が2本で、痩果に腺点がなく、葉の下面脈上に毛のない形
【B. pilosa var. bisetosa】◆アワユキセンダングサ(KT)
◇10mm以下の白色舌状花が不規則にみられる推定雑種、(コセンダングサ × コシロノセンダングサ)
【B. pilosa var. intermedia】◆アイノコセンダングサ(KT)
◇舌状花が大きく頭花の径3cmほどのもの
【B. pilosa var. radiata】◆オオバナノセンダングサ(O2O3KTM2)◆タチアワユキセンダングサ(IYZ)◆シロノセンダングサ(HA)◆アワユキセンダングサ(環)◆オオバナセンダングサ(H帰)
【B. pilosa var. bisetosa】◆アワユキセンダングサ(Z)
草木図説(飯沼慾斉1856)でドルレケルフル名で描かれた植物は、花弁が大きく本種とされる。長田(1992)には舌状花長さ15mm内外のものに対し、「北村(1968)はこれを var. radiata Schulz Bipontinus と考えると述べた。山中二男(1969)は var. radiata にオオバナノセンダングサの和名を与えた」と記されている。
◇舌状花が大きく頭花の径3cm、茎が匍匐性の強いタイプ
【B. pilosa var. radiata form. decumbens】◆ハイアワユキセンダングサ(YZ)
【B. pilosa form. decumbens】◆ハイアワユキセンダングサ(I)
◇オオバナノセンダングサで単葉の型(葉は、時に3裂または2深裂する)
【B. pilosa var. radiata form. indivisa】◆マルバアワユキセンダングサ(植村2004)
(左:オオバナノセンダングサ) (右:コシロノセンダングサ)
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《種内分類群に対する考え方》
広義のコセンダングサ B. pilosa は、舌状花が全く無いものから、白い舌状花が発達するものまで変異がある。しかし野外では舌状花が中途半端な型がみられ判断に迷う場合がある。これを間種アイノコセンダングサとすると理解しやすいが、アイノコセンダングサを採用する文献はまだ少ない。
筆者はアイノコセンダングサについて、多くの方がどのように考えておられるかを参加メーリングリストで質問したところ、勝山輝男氏より大変分かりやすい回答が寄せられた。問題の全体像を理解するのにとても参考になると思われ、勝山氏のご承諾をえて以下要約掲載する。
―――<勝山(2002)要約>(オーサーネームは省いた、和名は頁末の一覧使用のものに一部置き換えた)―――
コセンダングサを舌状花の有無や大きさで区別しなければ、すべてコセンダングサ【Bidens pilosa】で問題ない。海外の植物誌などではほとんど区別していないよう。
細分した場合、白色の舌状花があるかないかのみに着目するか、大きさまで区別の対象とするかなどの考え方で変種の範囲が変化するため、和名や学名は少々さくそうしている。
◇舌状花の有無のみを区別の対象とする場合の和名と学名
・白色の舌状花のないもの=コセンダングサ【var. pilosa】
・白色の舌状花があるもの=コシロノセンダングサ【var. minor】
白色の舌状花が小さいものでは、雌しべがあるもの、雌しべも雄しべもあるものがあり、これらは中間型で、このあたりまではコシロノセンダングサに含めているよう。さらに、黄色の筒状花の一部の裂片が発達し、できそこないの舌状花のようになっているものもある。この程度だとコセンダングサに入れている人が多いと思う。
◇中間型を区別した場合の和名と学名
1.舌状花がないもの=コセンダングサ【var. pilosa】
2.頭花外周の筒状花の一部裂片が大きくなり、白色を帯びるもの=アイノコセンダングサ【var. intermedia】 (これを認めないならば、コセンダングサに含める?)
3.長さ5〜10mmの白色の舌状花がある=コシロノセンダングサ【var. minor】
◇さらに、この中を痩果の頂の刺針の数と痩果の腺点の有無で分けると
3a. 痩果は刺針が3〜4本で腺点が多い=コシロノセンダングサ【var. minor】
3b. 痩果は刺針が2本で腺点がない=アワユキセンダングサ【var. bisetosa】
4.長さ12〜15mmの白色の舌状花がある=オオバナノセンダングサ【var. radiata】
となる。
和名では舌状花が小さいものをシロノセンダングサ(シロバナセンダングサ)、大きいものをオオバナノセンダングサとする場合と、舌状花が小さいものをコシロノセンダングサ、大きいものをシロノセンダングサとする場合がある。このままでは混乱するので、
・細分しない考えではシロノセンダングサまたはシロバナセンダングサを用い、
・細分する場合には、舌状花の小さいものをコシロノセンダングサ、大きいものをオオバナノセンダングサとすると混乱しないように思う。
舌状花が大きいものにアワユキセンダングサを用いている本もあるが、原記載を見ると舌状花はそれほど大きくないので、痩果の刺が2本で痩果に腺点がないものに限って用いた方が良いと思う。
―――<要約終り>―――――――――――――――――――――――――――――― この頁top
《その他のセンダングサ属》
【B. chinensis】◆センダングサ(U)
【B. biternata】◆センダングサ(M1N1N2GSO1O2O3H環YAKTM2)
【B. biternata var. mayebarai】◆マルバタウコギ(N1N2GSH環M2)
【B. frondosa】◆アメリカセンダングサ、セイタカタウコギ(UN1N2GSIH環YAKTZH帰M2)◆セイタカタウコギ(M1O1O2O3)
【B. parviflora】◆ホソバノセンダングサ(UN1G環AZH帰M2)◆ホソバセンダングサ(N1SO1H)
【B. bipinnata】◆コバノセンダングサ(M1N1N2GSO1O2O3H環AKZH帰M2)
【B. tripartita】◆タウコギ(M1N1N2GSO1H環YAKTZM2)
【B. tripartita var. repens】◆ヒメタウコギ(S)◆ヒメタウコギ、ハイタウコギ(環)◆ハイタウコギ(N1N2)
【B. tripartita form. integra】◆シマダタウコギ(S)
【B. radiata var. pinnatifida】◆エゾノタウコギ(N1GS環H)
【B. maximowicziana】◆エゾノタウコギ(M2)
【B. radiata】◆エゾノタウコギ(A)
【B. polylepis】◆タホウタウコギ(O2O3TH帰)
【B. aristosa】◆オトメセンダングサ(H帰)
【B. aurea】◆キンバイタウコギ(O1O2O3KTZH帰)
【B. laevis】◆キクザキセンダングサ(SO2O3KTH帰)
【B. cernua】◆ヤナギタウコギ(M1N1N2GSH環AM2) この頁top
《考察》
◇和名アワユキセンダングサについて
和名アワユキセンダングサは、大場(2001・2003)では舌状花10mm以下のグループとして扱っており、環境庁植物目録(1987)や帰化植物写真図鑑(2001)では舌状花が大きなグループとして扱われていて混乱がみえる。勝山(2002)は、「舌状花が大きいものにアワユキセンダングサを用いている本もあるが、原記載を見ると舌状花はそれほど大きくない」と述べている。
花弁の大きなグループでは、
・草木図説(飯沼慾斉1856)で描かれた花弁の大きな植物に対し、花弁の小さいグループの和名を当てたこと、
・ハイアワユキセンダングサ B. pilosa L. var. radiata Scherff. form. decumbens Scherff. と、オオバナノセンダングサ B. pilosa L. var. radiata Sch. Bip. の別名タチアワユキセンダングサの「アワユキ」の部分が、アワユキセンダングサとの関係を連想させたこと、
・一般書などで和名などの引用がされやすい環境庁植物目録(1987)で、和名としてアワユキセンダングサを用いたこと、
などが混乱のもとのように思える。
本来のアワユキセンダングサ B. pilosa L. var. bisetosa Ohtani et Shig.Suzuki は、大場(2001・2003)の検索表では、10mm以下の白色の舌状花があり、痩果の刺針が2本で腺点がないものを指している。大場(2001)には1960年に神奈川県横須賀産に命名されたとされるが、分布打点は記載されておらず、近年はみつかっていない可能性もある。しかも、コシロノセンダングサ
B. pilosa L. var. minor (Blume) Sherff の痩果を調査した結果では、痩果の刺針が2本で腺点がないものも混じり、1個体中でも痩果の刺針や腺点はかなり変化があり、野外でみつけるのはかなり難しそうに思われる。
◇舌状花が大きな B. pilosa var. radiata の和名について
上記のように、B. pilosa var. radiata に対し舌状花が10mm以下のアワユキセンダングサを和名として用いることは論外であり、オオバナノセンダングサかタチアワユキセンダングサを使用することになる。オオバナノセンダングサはコシロノセンダングサに対して花が大きいイメージを与える点が利点である。タチアワユキセンダングサは品種のハイアワユキセンダングサと並べた時にわかりやすい利点がある。しかし、混乱の一因と考えられるアワユキセンダングサとの関係を連想させる。オオバナノセンダングサの命名は1969年とされ、長田の各図鑑や、神奈川県植物誌、千葉県植物誌など有力な文献でも用いられていることから、オオバナノセンダングサを標準和名として用いることは、混乱を終息させる良い方法ではないかと考える。
◇舌状花が10mm以下の B. pilosa var. minor の和名について
和名シロノセンダングサは B. pilosa var. radiata や、B. pilosa var. minor で共に使用されており廃名にすべきと考える。 コシロノセンダングサ命名以前に用いられていた、シロバナセンダングサとシロバナノセンダングサは語感もまぎれやすく、使用を控えることが混乱を治めることにつながる。最近の文献では多くがコシロノセンダングサを用いており、これを標準和名として用いるのが妥当と考える。
◇オオバナノセンダングサは別種か?
植物体の検証では、コセンダングサやコシロノセンダングサなどと、舌状花の大きなグループとでは、葉の脈・鋸歯・厚みなどの性質が異なる。すなわち、コセンダングサやコシロノセンダングサでは、生時に葉を透かすと細脈および遊離脈が切れ切れに黒くはっきりみえるが、オオバナノセンダングサやハイアワユキセンダングサでは細脈や遊離脈に黒味はほぼなく、緑色にぼんやりとみえている。鋸歯はオオバナノセンダングサなどの方が細かく浅く、コセンダングサやコシロノセンダングサなどでは鋸歯が荒く深い傾向がある。葉はオオバナノセンダングサなどの方がやや厚く艶があり、コセンダングサやコシロノセンダングサなどではやや質薄く艶がない、などの違いがある。
(左:オオバナノセンダングサ) (右:コシロノセンダングサ)
植村(2002)は、舌状花が小さいコシロノセンダングサと大きいオオバナセンダングサ(タチアワユキセンダングサ)とは単に舌状花の大きさの違いだけでなく、明らかに生理生態的に異なるものと思うとし、「コシロノセンダングサ・コセンダングサ・アイノコセンダングサはいずれも主軸(茎)の中部くらいより下では、言い換えれば栄養成長期に展開した葉の多く(下葉)は小葉が5枚で、ほとんど違いはないように思う。オオバナセンダングサ(タチアワユキセンダングサ)の仲間は非常に多型で、小葉が5枚のもの、3枚のもの、2回羽状に多くの小葉に分かれるもの、単葉のものなどをみている」と述べている。
筆者はオオバナノセンダングサに対して2002年に以下のような情報を聞いている(私信による)。
・花弁の大きな舌状花をもつタイプは昆虫が訪花しないと結実しない、舌状花が退化あるいは消失しているタイプでは昆虫が訪花せずとも実ができる。
(花弁の大きなタイプを、西表産アワユキセンダングサとしているが、オオバナノセンダングサの意味であろう。舌状花が退化あるいは消失しているタイプは、アイノコセンダングサおよびコセンダングサであろう)
・Ballard(1986)には、従来 Bidens pilosa とされていたものなかに、染色体数の違う3種が含まれていた;B. odorata(n=12)、B. alba(n=24)、B. pilosa(n=36)。この見解にしたがえば、オオバナノセンダングサ<私信ではアワユキセンダングサとしている>の学名は Bidens alba var. radiata となるよう。コセンダングサは、B. pilosa var. pilosa 。この論文の中身の妥当性について現在検討中である。(検討結果の情報は現時点ではまだ得ていない)
Ballard(1986)の内容を筆者は判断できないが、実際の植物体の状況や上記のことなどから、オオバナノセンダングサがコセンダングサの種内分類群とされる現状から、今後の研究によっては別種とされる可能性がないのかなど、大変興味を持って注目している。
◇舌状花が大きく頭花の径3cm、茎が匍匐性の強いタイプについて
東京都江東区の木場公園内の帰化植物園には、ハイアワユキセンダングサとオオバナノセンダングサが共に九州から送られてきた種子から育成されているが、2001年11月の時点では世話をされている蓮見和子氏によると、ハイアワユキセンダングサも株立ちをするらしく、場所や環境により立ったり這ったりで一定せず、芽出し時期の葉も両種ともに3小葉で、生長した場合5小葉のものがどちらにも見られたと述べておられた。2009年10月に現在状況を確認すると、状況は変わっていないとのことである。
植村(2002)は、ハイアワユキセンダングサはさし芽で比較的安定して形態を維持できるが、枝変わりを起こしたり、種子で殖やしたりすると基本的なオオバナセンダングサ(タチアワユキセンダングサ)に戻ることがある、と述べている。
◇アイノコセンダングサについて
以下の図の頭花は、いずれも白色の舌状花が不規則にみられて、アイノコセンダングサ B. pilosa L. var. intermedia S.Ohtani et S.Suzuki の頭花と判断できる。しかしこれらは、いずれも正常な白色の舌状花を多数咲かせていたコシロノセンダングサの株中にわずかの数で出現したものである。正常な頭花がほとんどの個体の場合は、このような不規則な頭花がわずかに混じっていてもコシロノセンダングサと判断することになる。しかし、これらのような不規則な頭花ばかりの個体があれば、それはアイノコセンダングサと同定されることになる。
(不規則な白色の舌状花をもつ頭花。左端ぐらいだとアイノコセンダングサとせず、コセンダングサの方がよさそうである)
すなわち、白色の舌状花のないコセンダングサと、白色の舌状花があるコシロノセンダングサは、アイノコセンダングサを間において連続するという考え方があり、その可能性は否定できない。そのため白色の舌状花があってもなくても全てコセンダングサとする取り扱いも考えられる。
しかし、白い舌状花をもつコシロノセンダングサに野外で出あうと、これをコセンダングサとしてかたずけてしまうのはしのびがたく、やはりコシロノセンダングサと呼んで区別しておきたい。勝山(2002)にも、「日本人の感性からすると、舌状花の有無や大きさは、どうも気になるよう」と記されているが、広義のコセンダングサの性質を十分に理解したうえで、すなおに受け入れて楽しむのも良いのではないかと思っている。
《謝辞》
本頁を掲載するにあたり、神奈川県立命の星・地球博物館の勝山輝男氏には引用をご快諾いただき、お礼申し上げます。(2009/10/16;山口純一)
尚、西南日本に多い(神奈川県植物誌2001)とされているオオバナノセンダングサは、2007年に東京都江東区で、ハイアワユキセンダングサは2009年に東京都大田区で、ともに野生状態の個体を確認している(現時点で最北の生育情報か?)。 この頁top
《参考文献など》
林弥栄(監修) 1989. 山渓ハンディ図鑑1 野に咲く花,624pp.山と渓谷社.(略記 Y)
久内清孝 1949. 帰化植物,272pp.科学図書出版社.(略記 U)
星川清親 1994. センダングサ.週刊朝日百科 植物の世界 1,pp.134-136.朝日新聞社.(略記 A)
飯沼慾斉著 近世歴史資料研究会編 2006. 近世植物・動物・鉱物図譜集成 第Z巻 草本図説 稿本 草部T,981+63pp,pls4.科学書院.
池原直樹 1979: 沖縄植物野外活用図鑑 第3巻 帰化植物,303pp.新星図書出版.(略記 I)
環境庁自然保護局編 1988.植物目録 自然環境保全基礎調査 1987,740p.大蔵省印刷局.(略記 環)
勝山輝男 2002. [naturplant:582] コセンダングサ類. 帰化植物メーリングリスト.
北村 治 2003. キタの部屋 トピックス2003.12.15号 アワユキセンダングサ. http://homepage3.nifty.com/kita-o/topic/2003_b/dec3c15.html(2009/10/16アクセス)
北村四郎 1981. キク科.日本の野生植物 草本V 合弁花類,pp.156-235.平凡社.(略記 H)
北村四郎ほか 1984. 原色日本植物図鑑 草本編T合弁花類,pp.1-89,pl.1-30.保育社.(略記 G)
牧野富太郎著 前川文夫ほか編 1981. 改訂 牧野新日本植物図鑑,1060pp.北隆館.(略記 M1)
牧野富太郎著 大橋広好ほか編 2008. 新牧野日本植物図鑑,1458pp.北隆館.(略記 M2)
大場達之 2001. キク科 センダングサ属.神奈川県植物誌2001,pp.1410-1413.神奈川県立生命の星・地球博物館.(略記 K)
大場達之 2003. キク科 センダングサ属.千葉県の自然誌 別編4 千葉県植物誌,pp.630-631.千葉県.(略記 T)
大井次三郎 1978. 改定増補新版 日本植物誌 顕花篇,1560pp.至文堂.(略記 N1)
大井次三郎著 北川政夫改訂 1983. 新日本植物誌 顕花篇,1716pp.至文堂.(略記 N2)
長田武正 1972. 日本帰化植物図鑑,254pp.北隆館.(略記 O1)
長田武正 1976. 原色日本帰化植物図鑑,425pp.保育社.(略記 O2)
長田武正 1992. 第9版 原色日本帰化植物図鑑,425pp.保育社.(略記 O3)
長田武正 1984. 検索入門 野草図鑑C たんぽぽの巻,206pp.保育社.(略記 O4)
清水矩宏ほか 2001. 日本帰化植物写真図鑑,554pp.全国農村教育協会.(略記 Z)
杉本順一 1983. 増補改訂 日本草本植物総検索誌T双子葉編,871pp.井上書店.(略記 S)
高橋秀男 2003. キク科 センダングサ属.日本の帰化植物,pp.199-201.平凡社.(略記 H帰)
植村修二 2002. [naturplant:584] ハイアワユキセンダングサ. 帰化植物メーリングリスト.
植村修二 2004. [naturplant:1999] 単葉のタチアワユキセンダングサ. 帰化植物メーリングリスト.
山口純一 2007. [naturplant:3366] Re:オオバナノセンダングサ. 帰化植物メーリングリスト. この頁top
《学名和名一覧》(主和名は筆者の判断によった)
【B. aristosa (Michaux) Britton】◇オトメセンダングサ
【B. aurea (Aiton) Sherff.】◇キンバイタウコギ
【B. bipinnata L.】◇コバノセンダングサ
【B. biternata (Lour.) Merr. et Sherff】◇センダングサ
【B. biternata (Lour.) Merr. et Sherff var. mayebarai Kitam.】◇マルバタウコギ
【B. cernua L.】◇ヤナギタウコギ
【B. frondosa L.】◇アメリカセンダングサ、(別名セイタカタウコギ)
【B. laevis (L.) Britton,Sterns et Poggenb.】◇キクザキセンダングサ
【B. parviflora Willd.】◇ホソバノセンダングサ
【B. pilosa L. var. pilosa】◇コセンダングサ
【B. pilosa L. var. bisetosa S.Ohtani et S.Suzuki】◇アワユキセンダングサ
【B. pilosa L. var. intermedia S.Ohtani et S.Suzuki】◇アイノコセンダングサ(コセンダングサ × コシロノセンダングサ)
【B. pilosa L. var. minor (Blume) Sherff】◇コシロノセンダングサ、(別名:シロノセンダングサ、シロバナセンダングサ、シロバナノセンダングサ)
【B. pilosa L. var. radiata Sch. Bip.】◇オオバナノセンダングサ、(別名:タチアワユキセンダングサ、シロノセンダングサ、オオバナセンダングサ)
【B. pilosa L. var. radiata Scherff. form. decumbens Scherff.】◇ハイアワユキセンダングサ
【B. pilosa L. var. radiata Sch. Bip. form. indivisa Kayama】◇マルバアワユキセンダングサ
【B. polylepis Blake】◇タホウタウコギ
【B. radiata Thuill. var. pinnatifida (Turcz.) Kitam.】◇エゾノタウコギ
【B. tripartita L.】◇タウコギ
【B. tripartita L. var. repens Sherff.】◇ヒメタウコギ
【B. tripartita L. form. integra Koch】◇シマダタウコギ
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