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〔帰化ニワホコリ類について〕(2010/5/1)
イネ科スズメガヤ属(Eragrostis)の、ニワホコリ Eragrostis multicaulis Steud.やオオニワホコリ E. pilosa (L.) P. Beauv. に類似の、帰化によると考えられる植物がある。筆者は2002年に東京都稲城市(サンプルA)、2007年に埼玉県さいたま市南区(サンプルB)、2009年に埼玉県さいたま市桜区(サンプルD)、などで採集した植物は生育環境から帰化した植物と考えている。しかし、各文献の検索表では種の特定がうまくいかなかったため、ニワホコリを含めて類似の11固体(図1.サンプル「A〜K」)での検証を試みた。
なお、本検索サイトでの属タイプは「6G型」で、【構成多小花;3〜30小花+苞穎(小穂より短)】、小穂略記は[3〜30小花+短苞]である。
頁概要(pdfファイル)
◆頁1 《図1》
◆頁2 《はじめに》 検証サンプルデーター 文献のニワホコリ・オオニワホコリのデーター
《各文献の検索表でのサンプルの位置》 大井(1983) 小山(1964) 杉本(1973)
◆頁3 古川(2001) 木村(2003) 勝山(2003)
《第一小花について》
《検索キーの検討》 小花と穎果の大きさ 花序枝分岐の長毛
◆頁4 小穂の紫色 花序の形状 花序の長さと節数 小穂のサイズ 葉鞘口部の長毛
《検索キーのまとめ》
◆頁5 《ニワホコリ類の検索表》 《おわりに》 《サンプル採集日・場所》 《参考文献》
◇帰化ニワホコリ類について(pdfファイル頁1〜頁5)
図1
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