HPtop カヤツリグサ科top kayaturigusaka04
<テンツキ属の概要>
◇小穂の鱗片は螺旋状◇花序は茎頂◇花被なし;柱基肥厚するが残らず;柱頭2〜3;柱基太くなるが脱落する;鱗片は多数
◆A小穂は扁平で、鱗片はやや2列に並ぶ;柱頭3;果は白または淡色 (ヤリテンツキ節)
◆A小穂は断面丸く、鱗片は螺旋状に並ぶ
◆B花柱は扁平とならず細い傾向、柱頭除き無毛か少毛;柱頭2か3
◆C果は円柱状長楕円形;鱗片は芒に終わる
(ハタケテンツキ節)
◆C果は広倒卵か倒卵形;鱗片は全縁または凸端
◆D茎下部に無葉の鞘は無く、必ず葉身がある (ヒメテンツキ節)
◆D茎下部(葉叢より上)に葉身が退化した1〜3鞘がある;小穂に稜はなし (ヒデリコ節)
◆B花柱は多少扁平でやや巾広く、その上部縁に通常縁毛がある(コアゼテンツキは縁無毛);柱頭は2個
◆C小穂の巾1〜1.5mm;鱗片は膜質で、中肋太く竜骨状で稜角あり;果0.5〜0.7mm (アゼテンツキ節)
◆C小穂の巾2〜7mm;鱗片やや厚く、背円く稜ややなし;果0.7〜1.5mm (テンツキ節)
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〔カヤツリグサ亜科Cyperoideae〕『テンツキ属Fimbristylis』<08/3/25-09/6/22追加>
◇小穂の鱗片は螺旋状◇花序は茎頂◇花被なし;柱基肥厚するが残らず;柱頭2〜3;柱基太くなるが脱落する;鱗片は多数
◆A小穂は扁平で、鱗片はやや2列に並ぶ;柱頭3;果は白または淡色、広倒卵〜倒卵形 (ヤリテンツキ節Abildgaardia)
◆B小穂1(2)個、卵形、淡色艶あり、無毛、巾4〜6mm ;葉巾0.7〜1mm;果2.5〜3mm
(GOSHKT、千葉・神奈川、紀伊以西、T絶滅)
【ヤリテンツキ】
◆B小穂やや多数(散房花序)、被針形、濃渇色・無艶、微毛あり、巾2〜2.5mm;葉巾1〜2mm ;果1mm
(GOSH、紀伊、四九以西)
【オノエテンツキ】
−−−
◆A小穂は断面丸く、鱗片は螺旋状に並ぶ
◆B花柱は扁平とならず細い傾向、柱頭除き無毛か少毛;柱頭2か3
◆C果は円柱状長楕円形;鱗片は芒に終わる;柱頭3(時に2)
(ハタケテンツキ節Dipsaceae)
◆D葉巾0.25〜0.5mm;1回散形花序;小穂球形で10数個;鱗片は淡緑色;花柱脱落性、柱頭2 ;果は有柄、縁に棍棒状突起列生
(GOSHKT、東北以南、砂地)
【アオテンツキ】
◆D葉巾2〜2.5mm;複散形花序;小穂長楕円形で、多数;鱗片は熟期1部黄渇帯びる;花柱宿存し、柱頭2〜4;果は無柄
(GOSHT、九、T絶滅) ◆E小穂から柱頭長く出ず;柱頭3
◆F小穂は卵楕円形;鱗片1.5〜2mm;果は0.7mm【ハタケテンツキ*】
(GST) ◆F小穂は線状長楕円形;果の多くは不稔【ナガボトネテンツキ(トネテンツキ*ヒメヒラテンツキ)】
◆E小穂から柱頭長く突出し、毛に包まれるように見える;柱頭2〜4
(GOSHT、山形、南関東、近畿) ◆F鱗片2〜2.5mm;果0.8〜1mm;柱頭3(4)【トネテンツキv】
(T、T消滅)
◆F鱗片2mm程;果は不稔;柱頭は2と3混在【インバテンツキ(トネテンツキ*アゼテンツキ)】
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◆C果は広倒卵か倒卵形;鱗片は全縁または凸端;柱頭2か3
◆D茎下部に無葉の鞘は無く、必ず葉身がある (ヒメテンツキ節Trichelostylis)
◆E小穂は1〜3個;柱頭2;鱗片は凹頂で、縁毛あり、濃渇色、中肋端凸出;果は黒渇色で、平滑
(GOSHT、千葉、静岡、愛知、沿海)
【イッスンテンツキ】
◆E小穂は3〜多数、稜あり、長楕円〜被針;鱗片は全縁または凸頂で縁毛はない
◆F柱頭2;果レンズ形、渇〜黒渇色、平滑;海岸生
(GOSHKT、茨城、新潟以南) ◆G茎・葉に絹毛密◇小穂6〜10mm、巾4mm;果1.5mm、平滑【ビロ−ドテンツキ】
◆G全草無毛 ◇小穂3〜6mm;果1mm
(GOSH、関東以西) ◆H花序は小穂多数、小穂巾2mm;丈15〜40p【シオカゼテンツキ】
(GST、千葉絶滅、静岡)
◆H花序は小穂少数;丈5〜10cm、小型繊細な一型【クジュウクリテンツキf】
◆F柱頭3;果3稜、黄白熟、平滑網紋か瘤突◇全草無毛(ヒメヒラテンツキは枝に微毛あり)
◆G雄蕊1〜2個;葯0.25mm ;1年草;花茎扁平;苞葉の長いものは花序とほぼ同長
(GOSHKT、全国) ◇小穂3〜6mm、被針形;鱗片1.5〜2mm、背稜あり;株【ヒメヒラテンツキ】
◆G雄蕊3 ;葯1〜2.5mm;多年草
◆H小穂5〜8mm、広被針;鱗片2.5〜3mm、背稜あり;根茎極短か無し、小疎株;花序は小穂多数
(GOSHKT、本以南)
;花茎扁平;苞葉は花序より短い【ノテンツキ】
(GOSH、伊豆、三重以西) ◆H小穂7〜15mm、広被針;鱗片5〜6mm ;根茎横走し、短鱗片あり;花序は小穂3〜10個;花茎?【ノハラテンツキ】
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◆D茎下部(葉叢より上)に葉身が退化した1〜3鞘がある◇小穂に稜なし、球〜長卵形;鱗片に縁毛なし(ヒデリコ節Miliaceae)
◆E葉は普通に扁平;柱頭2(稀に3);果レンズ形、黄渇熟、網目紋あり;小穂卵形、4〜6mm;草無毛;多年草
(GOSHKT、関東・佐渡以西、九)
【クロテンツキ】
◆E葉は左右に扁平、アヤメ様の単面葉で交互に茎を抱く;茎断面は平菱形;柱頭3;果3稜、白熟、疣状突起あり;小穂球形;1年草
(GOSHKT、全国) ◆F葉の基部は左右扁平明瞭 ;小穂2.5〜3.5(4)mm、巾1〜1.5(2)mm、赤渇色【ヒデリコ】
(若い株では茎が平たくなく細い物あり、その場合稜に白縁あり)
(GST、千葉、紀伊、八重山) ◆F葉の基部は余り左右扁平ではない;小穂3 〜4.5mm 、巾2〜2.5mm 、暗渇色【タイワンヒデリコv】
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◆B花柱は多少扁平でやや巾広く、その上部縁に通常縁毛がある(コアゼテンツキは縁無毛);柱頭は2;果は両凸レンズ形
◆C小穂の巾1〜1.5mm;鱗片は膜質で、中肋太く竜骨状で稜角あり;果0.5〜0.7mm (アゼテンツキ節Pogonostylis)
◇葉有毛;花序は2〜3回分岐;雄蕊1個;1年草
◆D果は平滑
◆F花柱基部に長毛あり果上部を被う;葉巾2.5〜6.7mm;花柱0.7〜1mm
(GOSHKT、本以西) ◆G鱗片中芒、芒は反曲しない;花柱全体にも長めの毛疎;果赤褐【メアゼテンツキ】
◆G鱗片長芒、芒は反曲する;花柱中下部無毛(上端近く有毛);果淡褐
(GOSHKT、全国) ◆H小穂多数;苞葉は花序と同長【アゼテンツキ】
(S、利尻)
◆H小穂1〜3個;苞葉は針状か退化【エゾアゼテンツキf】
(GOSHKT、本、九) ◆F花柱基部長毛なし、時に微毛◆G葉巾1〜1.5mm ;花柱0.5mm;鱗片凸芒頭;果淡黄褐、艶あり【コアゼテンツキ】
(S、新潟) ◆G葉巾広く、茎より長い;小穂は長梗あり、疎毛あり【エチゴテンツキf】
◆D果は格子状紋隆起する
(T、千葉、神奈川、琉球) ;花柱基部に長毛なし;鱗片鋭頭;果白黄;小穂40〜60個【オオアゼテンツキ】
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◆C小穂の巾2〜7mm;鱗片やや厚く、背円く稜ややなし;果0.7〜1.5mm (テンツキ節Fimbristylis)
◆D果はほぼ平滑で、隆起する網目は無い、暗渇熟、1〜1.2mm;雄蕊3個
◆F小穂1個(稀に3)、淡黄〜渇色、やや艶あり;苞葉1個あり;鱗片は多脈で明らかで無毛
(GOSHKT、全国) ◆G小穂8-25mm、巾4〜7mm;鱗片4〜6mm;葉巾0.7〜1mm【ヤマイ】
(GOSH、伊豆諸島、四、九以南) ◆G小穂7-10(15)mm、巾2.5〜3mm;鱗片3〜4mm;葉巾0.5〜0.7mm【イソテンツキ】
◆F小穂複数ある、渇色、やや艶なし;鱗片は1脈で微毛あり
(GOSHKT、千葉、石川以西) ◆G小穂総数1〜5個;穂巾2.5〜3mm;鱗片3〜4mm;葉巾1〜1.5mm【イソヤマテンツキ】
(S、九以南、海岸)
◆G小穂総数多数【シマテンツキf】
◆D果は隆起した網目紋がある、黄渇色に熟し、0.7〜1.5mm;雄蕊は2〜3個
◆F果の網目はやや正方形、果1mm;雄蕊3個
◆G葉巾2〜4mm ;小穂狭楕円、6〜15(20)mm;鱗片広卵形、3.5〜4mm、黄渇色、中脈太い;全体無毛、鞘上端も無毛
(GOSHKT、本以西、沿海汽水)
【ナガボテンツキ*】
(小笠原) ◆G葉巾0.6〜1.5mm ;小穂楕円形、4〜 8mm;鱗片長楕円形、3mm、赤褐色【ハハジマテンツキv】(牧野にあり)
(小笠原) ◆G葉巾2.5〜5mm、艶がある;小穂 8〜12mm【ムニンテンツキv】(牧野にあり)
◆F果の網目は横長の長楕円形、果1.5mm;雄蕊2個;小穂赤栗渇色
(GOS、九、硫気孔周辺) ◇小穂は狭長形、8〜15mm;鱗片長楕円4mm;果は倒3角形◆G葉無毛、巾1〜2mm【ツクシテンツキ】
(OS、大分)
◆G葉有毛、巾2〜3mm【ケツクシテンツキf】
◆F果の網目は横長の長楕円形、果0.7〜1.2mm、広倒卵形;雄蕊2個;小穂赤栗渇色
◇小穂は卵〜長卵形、3〜8mm;鱗片卵形2〜3mm;葉鞘上端には毛あり、多くは鞘側面有毛【広義テンツキ】
◆G枝先に小穂1個単生;花序基部枝は後にU曲する傾向(オテンツキは未確認Y)
(GOSHKT、全国) ◆H小穂は少数;葉巾1.5〜3mm◆I葉・鞘・有毛 ;1年草;果時に鱗片から花柱抽出する【テンツキ*】
(G、琉球以南) ◆I鞘縁以外無毛;小穂大;多年草【オテンツキv】
(Kに:「テンツキの苞葉が花序より長い型をオテンツキとする見解は、これらの形質の変異は連続し区別できない、ここでは小山1988の見解に従い、琉球以南に分布する小穂が単生する多年草の型とする;県内にはみられず」とある)
(OSKT、本〜九) ◆H小穂は1〜3個;葉巾1mm以下【ホソバテンツキf】
(亜寒帯) ◆G枝先に小穂少数密集;丈5p(テンツキ丈10〜60p);葉・鞘・有毛 ;痩果細長(テンツキ比)【オホーツクテンツキv】
◆G枝先に小穂複数密集;丈10〜70cm以上;鞘縁膜質部のみ有毛;花柱は果時に抽出せず
◇小穂多数;小穂の巾2.5〜3mm、長さ5〜8(15)mm;葉巾2〜4mm;花序枝総て斜上;全体硬く大型、小穂多い品種
(GOKT、千葉以南)
【クグテンツキv】
(OST、本以南)
◆クグテンツキで毛の多い型【ケテンツキf】
(Kに:「広義のクグテンツキは、分類学上整理が完成しておらず問題多い」)(Kでは、雄しべ1個のものなどあるらしい)
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参考検索2003『テンツキ属Fimbristylis』
◆A小穂は側扁し;花穎は2列につく【ヤリテンツキ】
◆A小穂は断面が丸く;花穎は螺旋状につく
◆B果は狭長楕円形
◆C葉巾1/2-1/4mm;花序は単散形花序状で、10数個の小穂がつく;花穎は淡緑色;花柱は脱落性、柱頭2【アオテンツキ】
◆C葉巾2-2.5mm;花序は2-3回分岐し、多数の小穂がつく;花穎は1部黄渇色;花柱は宿存性、柱頭2-4
◆D柱頭は小穂から長く突出しない、柱頭3
◆E小穂は卵状楕円形;花穎は1.5-2mm;果は長さ0.7mm【ハタケテンツキ】
◆E小穂は線状長楕円形;果は多くは結実しない【ナガボトネテンツキ(トネテンツキ*ヒメヒラテンツキ)】
◆D柱頭は小穂から長く突出する;柱頭2-4
◆E花穎は2-2.5mm;果は長さ0.8-1mm;柱頭は3または4【トネテンツキ】
◆E花穎は2mm前後;果は不稔;柱頭は2と3が混在【インバテンツキ(トネテンツキ*アゼテンツキ)】
◆B果は広倒卵形または倒卵形
◆C花柱は細くて無毛または少毛あり;柱頭2または3
◆D小穂は1-3個;花穎は凹頂で、中肋の先端が凸出し、辺毛がある;果は黒渇色で平滑【イッスンテンツキ】
◆D小穂は3-多数;花穎は全辺または凸頂で辺毛はない
◆E花茎の下部は1-3の無葉片の鞘をもつ;小穂に稜はない
◆F熟果は白色で0.5-0.6mm、表面は疣状の突起あり;葉は側扁する;小穂は球形
◆G葉脚は側扁する;小穂は長さ2.5-3.5mm【ヒデリコ】
◆G葉脚は余り側扁しない;小穂は長さ3-4.5mm【タイワンヒデリコ】
◆F熟果は黄渇色で表面は網目状;小穂は卵形で長さ4-6mm;葉は硬い【クロテンツキ】
◆E花茎の下部に無葉片の鞘がない;小穂に稜がある、小穂は長楕円-被針形
◆F熟果は渇-黒渇色で平滑;柱頭2;海岸生◆G茎と葉には細毛が密に生える;多年草【ビロ−ドテンツキ】
◆G全草無毛;1年草【クジュウクリテンツキ】
◆F熟果は白色;全草無毛;柱頭3◆G1年草;葉は軟らかく;花穎は1.5-2mm【ヒメヒラテンツキ】
◆G多年草;葉はやや硬く;花穎は3-8mm【ノテンツキ】
◆C花柱は扁平でやや巾広く、辺には通常辺毛が著しい(コアゼテンツキは無毛);柱頭2
◆D小穂は径1-1.5mmで稜角がある;花穎は膜質;果は長さ0.5-0.7mmで平滑または表面網目状;1年草
◆E花柱の基部に長い毛があって果の上部を被う;葉巾は1/4-2/3mm(Y2.5-6.7mm)
◆F花穎の先の突起は0.5-1mmで反曲する【アゼテンツキ】
◆F花穎の先は極短く反曲しない【メアゼテンツキ】
◆E花柱の基部は無毛;葉巾1-1.5mm◆F果は平滑【コアゼテンツキ】
◆F果の表面は隆起した網目が著しい【オオアゼテンツキ】
◆D小穂は径2-7mmで稜角がない;花穎はやや厚い;果は長さ0.8-1.2mm;多年草または1年草
◆E果は平滑、熟して暗渇色となり1-1.2mm
◆F小穂は1-5個つき、濃渇色で光沢はない;花穎は1脈で、微毛がある【イソヤマテンツキ】
◆F小穂は1個で光沢のある淡黄色;花穎は多数の脈があり、無毛【ヤマイ】
◆E果の表面は隆起した網目が著しい、熟して黄渇色となり、0.8-1.2mm
◆F熟した小穂は黄渇色で狭卵または狭長楕円形で鋭頭;果の網目は4角形;花序は大きく2-4回分岐する
【ナガボテンツキ】
◆F熟した小穂は赤栗渇色で卵-長卵形;果の網目は横長の長楕円形;花序は2-3回分枝する
◆G葉は無毛-有毛;小穂は少数つく;1年草【テンツキ】
◆G葉は無毛;小穂は多数つく;多年草【クグテンツキ】
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参考検索2001『テンツキ属Fimbristylis』
◆A小穂は単生し、鱗片は2列に並ぶ【ヤリテンツキ】
◆A小穂は単生または散形花序に多数、鱗片は螺旋状に配列
◆B花柱は細くて縁毛はなく、柱頭は2-3岐
◆C痩果は狭長楕円形で表面に棍棒状の突起がある【アオテンツキ】
◆C痩果は倒卵形で表面に棍棒状の突起はない
◆D花茎の基部に葉身のない葉鞘がない
◆E柱頭2岐、痩果の横断面はレンズ形、熟して黒渇色;全体にビロード状の毛がある;花茎は扁平でない
【ビロ−ドテンツキ】
◆E柱頭3岐、痩果の横断面は3稜形、熟しても黄白色;全体にビロード状の毛がない;花茎は扁平
◆F1年草;小穂は長さ3-6mm;鱗片は長さ1.5-2mm【ヒメヒラテンツキ】
◆F多年草;小穂は長さ5-7mm;鱗片は長さ2.5-3mm【ノテンツキ】
◆D花茎の基部(葉叢より上)には葉身のない葉鞘が1-3個ある
◆E葉は背腹に扁平;柱頭2岐(稀に3岐)、痩果の横断面はレンズ形;多年草【クロテンツキ】
◆E葉は左右に扁平(アヤメの葉のつき方);柱頭は3岐、痩果の横断面は3稜形;1年草【ヒデリコ】
◆B花柱は多少扁平で上部に縁毛がある;柱頭は必ず2岐
◆C小穂は巾2-7mm;鱗片の中肋は竜骨にならないので小穂は円く稜はない;雄蕊は2-3個;多年草または1年草
◆D痩果の表面は平滑;小穂は1-5個;雄蕊3個
◆E小穂は普通1個;鱗片は多脈で無毛、淡黄色でやや光沢がある;痩果の基部に明らかな柄がある【ヤマイ】
◆E小穂は普通1-5個;鱗片は1脈で微毛があり、濃渇色で光沢はない;痩果の基部に柄がない【イソヤマテンツキ】
◆D痩果の表面には格子状の紋がある;小穂は散形花序に多数;雄蕊は2-3個
◆E全体無毛、葉鞘の上端にも毛はない;小穂は黄渇色で長さ1-2cm、巾3-4mm;雄蕊は3個【ナガボテンツキ】
◆E少なくとも葉鞘の上端に毛がある;多くは葉鞘の側面に毛がある
;小穂は1部濃渇色を帯び、長さ5-7mm、巾2-3mm;雄蕊は2個
◆F小穂は枝に単生し花序の基部につくものは後に花序枝が開出から下向きとなる
;葉、葉鞘、花茎などに毛がある;1年草【テンツキ】
◆F小穂は枝先に複数が密集してつき花序枝は総て斜上する
;葉鞘の膜質部分を除いて殆ど無毛;多年草【クグテンツキ】
◆C小穂は巾1-1.5mm;鱗片の中肋は太く竜骨状なので小穂には稜角があるように見える;雄蕊は1個;1年草
◆D花柱基部に下向きの長毛があり、花柱は長さ0.7-1mm;痩果は長さ0.7-1mm
◆E鱗片の先に長い芒があり反曲する;花柱基の基部にのみ下向きの長毛があり、花柱は上端近くのみが有毛
【アゼテンツキ】
◆E鱗片の先に短い芒があるが反曲しない;花柱基には全体に下向きの長毛があり
、花柱も全体に疎らに毛がある【メアゼテンツキ】
◆D花柱基部に下向きの長毛はなく、花柱は長さ約0.5mm;痩果は長さ0.6mm【コアゼテンツキ】
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参考検索1982『テンツキ属Fimbristylis』
◆A果は狭長楕円形で長さ0.3-0.7mm、1年草で、小型;小穂は小さく、長さ3-5mm、密に多数の鱗片をつけ
、花柱は長く伸びて、果時にも残る【ハタケテンツキ】
◆A果は倒卵形、1年草または多年草;小穂は長さ2.5-25mm、花柱は長くなくて、果時には多くは脱落する
◆B柱頭は3個;果は3稜形で白色
◆C葉は左右から扁平、2列に並ぶ【ヒデリコ】
◆C葉は表裏から扁平◆D1年草で、葉は軟弱、鱗片は長さ1.5-2mm【ヒメヒラテンツキ】
◆D多年草で、葉は草質、鱗片は長さ約3mm【ノテンツキ】
◆B柱頭は2個;果はレンズ形
◆C葉は硬くて絹毛がある;小穂は長さ6-10mm、幅4mm、花柱は細く、縁毛はない;果は暗褐色に熟し、表面はほぼ平滑
【ビロードテンツキ】
◆C葉は無毛または開出毛がある;小穂は長さ4-25mm、花柱は幅が広く、上方に縁毛がある;果は黄褐色、平滑または格子紋がある
◆D小穂は幅2-7mm、円くて稜角がない;鱗片は洋紙質かまたは硬い膜質で先は鈍く、ときに凸端に終わる
◆E果は平滑で、格子紋がなく、熟してやや濃い褐色となる;植物体は無毛
◆F小穂は(1-)4-10個つき、葉は短い;鱗片は1脈があって、背面に微細な毛がはえる【イソヤマテンツキ】
◆F小穂は1(-3)個、葉はやや長い;鱗片は多数の細脈があって、無毛【ヤマイ】
◆E果は明らかな格子紋があり、熟して黄褐色、植物体には一部に毛がある【テンツキ】
◆D小穂は幅約1.5mm、稜角がある;鱗片は膜質、中肋は明白で芒に終わる;果は平滑で、長さ0.5-0.7mm、淡褐色【アゼテンツキ】
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参考検索1973『テンツキ属Fimbristylis』
◆A小穂は側扁し穎花は2列につく;柱頭3;果は白又は淡色
◆B小穂は1個、時に2個、卵形淡色で光沢ありて、巾4-6mm、無毛;葉巾0.7-1mm;果長2.5-3mm【ヤリテンツキ】
◆B小穂は多数つき、被針形で、濃赤渇色で光沢無く、微毛あり、巾2-2.5mm;葉巾1-2mm;果長1mm【オノエテンツキ】
◆A小穂は断面丸く;穎は螺旋状に重なる
◆B果は狭長楕円形、長さ0.25-0.7mm;柱頭2または3
◆C葉巾0.5-0.25mm;花序は単散状、10数個の小穂つく;穎は淡緑色で、短芒端;花柱は脱落性【アオテンツキ】
◆C葉巾2-2.5mm;花序は2-3回分岐し、多数の小穂つく;穎は1部黄渇色;花柱は宿存性
◆D穎は1.5-2mm;果長0.7mm【ハタケテンツキ】
◆D穎は2-2.5mm;果長0.8-1mm【トネテンツキ】
◆B果は広倒卵形又は倒卵形
◆C花柱は細くて無毛又は少毛あり
◆D小穂は1-3個;穎は凹頂で、中肋端凸出し、辺毛あり;果は黒渇色で、平滑【イッスンテンツキ】
◆D小穂は3-多数;穎は全縁又は凸頂で、無辺毛
◆E花茎の下(上は間違いY)部は1-3の無葉片の鞘をもつ;小穂は無稜
◆F熟果は白色、0.5-0.6mm;葉は軟かで側扁;小穂は球形◆G葉脚は側扁;小穂長さ2.5-3.5mm【ヒデリコ】
◆G葉脚は余り側扁せず;小穂長さ3-4.5mm【タイワンヒデリコ】
◆F熟果は黄渇色、細網目あり;小穂は卵形4-6mm;葉は剛くて上下扁平、巾1.5-3mm【クロテンツキ】
◆E花茎に無葉片の鞘がない;小穂は長楕円-被針形
◆F熟果は渇-黒渇色、平滑;海岸に生える
◆G茎と葉に細毛を密;小穂長さ6-10mm;果長1.5mm【ビロードテンツキ】
◆G全草無毛;小穂長さ3-6mm;果長1mm◆H多年草;花序は小穂が多数つく【シオカゼテンツキ】
◆H1年草;花序は小穂が少数つく【クジュウクリテンツキ】
◆F熟果は白色;全草無毛;柱頭はみな3
◆G1年草;葉は軟か;穎長1.5-2mm【ヒメテンツキ】
◆G多年草;穎長3-8mm◆H根茎なく;花序は多数の小穂つく;小穂5-8mm;穎3mm、背稜あり【ノテンツキ】
◆H根茎あり;花序は3-10小穂を疎生;小穂は7-15mm;穎5-6mm【ノハラテンツキ】
◆C花柱は扁平で、いくらか巾広く、縁に通常辺毛が著しい(コアゼテンツキは辺無毛);柱頭はみな2;果はレンズ形
◆D小穂は径1-1.5mm、稜角あり;穎は膜質;果の長さ0.5-0.7mm;1年草;花序は2-3回分岐;葉有毛
◆E花柱の基部に長辺毛があって果の上部を被う;果はやや平滑;葉巾2.5-6.6mm
◆F穎の先の突起は0.5-1mmで、反曲する;果0.6mm◆G苞葉は花序と同長;小穂多数【アゼテンツキ】
◆G苞葉は針状又は退化;小穂1-3個【エゾアゼテンツキ】
◆F穎の先は極短く凸尖し反曲しない;果0.5mm【メアゼテンツキ】
◆E花柱は無毛、時に微毛あり;穎は凸頂;果長0.6mm
◆F葉巾1-1.5mm【コアゼテンツキ】
◆F葉巾広く、稈より抽出;小穂は長梗ありて疎毛あり【エチゴテンツキ】
◆D小穂径2-7mm、稜角がない;穎はやや厚い
◆E果は平滑、熟して暗渇色となり、1-1.2mm
◆F小穂は濃渇色、光沢がない;穎は1脈のみで、微毛◆G小穂は多数【シマテンツキ】
◆G小穂は1-5個【イソヤマテンツキ】
◆F小穂は1個、淡黄色でやや光沢あり;穎は多脈、無毛
◆G小穂は巾4-7mm;穎長4-6mm;葉巾0.7-1mm【ヤマイ】
◆G小穂は巾2.5-3mm;穎長3-4mm;葉巾0.5-0.7mm【イソテンツキ】(S誤植)
◆E果は隆起した網目が著しい、熟して黄渇色
◆F熟した小穂は黄渇色、狭卵又は狭長楕円形で、鋭頭;果の網目は4角形;花序は大、2-4回分岐
【ナガボテンツキ】
◆F熟した小穂は赤栗渇色;果の網目は横長の長楕円形
◆G小穂は狭長形、長さ8-15mm;果は倒3角形◆H葉は無毛、巾1-2mm【ツクシテンツキ】
◆H葉は有毛、巾2-3mm【ケツクシテンツキ】
◆G小穂は卵-長卵形、長さ5-8mm;果は広倒卵形【広義テンツキ】
◆H小穂は1-2個;葉巾1mm以下【ホソバテンツキ】
◆H小穂は少数;葉巾1.5-3mm◆I苞葉は花序より長い【オテンツキ】
◆I苞葉は花序より短い◆J葉は無毛【テンツキ】
◆J葉は有毛【ケテンツキ】
◆H小穂は多数;花序は大、多く分岐す;葉巾2-4mm、無毛【クグテンツキ】
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参考検索1972『テンツキ属Fimbristylis』
◆A小穂は扁平で、2列に鱗片がつき;柱頭は3個あり、花柱は細い
◆B鱗片は無毛で光沢があり;小穂は1(2)個で、卵形、巾4-6mmあり、淡色となる【ヤリテンツキ】
◆B鱗片は微毛があり、光沢が無く;小穂はやや多数、被針形、巾2-2.5mmで、濃赤渇色となる【オノエテンツキ】
◆A小穂は扁平でなく;鱗片は全く螺旋状に並び;柱頭は2-3個ある
◆B花柱細くて無毛、または僅かに細毛があり;柱頭は3個、時には2個ある
◆C痩果は狭長楕円形;小穂は小形で;鱗片は芒に終わる;柱頭は2-3個ある
◆D小穂は淡緑色で;痩果は有柄、縁辺に棍棒状の突起を列生する;花柱は花後に脱落する【アオテンツキ】
◆D小穂は淡緑色で、1部黄渇色を帯び;痩果は無柄で、棍棒状の突起がない;花柱は果時にも脱落する
【ハタケテンツキ、トネテンツキ】
◆C痩果は倒卵形または広倒卵形となる
◆D小穂は3個または多数個で;鱗片の縁毛がなく、全縁または凸端
◆E花茎は下部にこれを包む葉身のない鞘をもたず;小穂は被針形または長楕円状被針形となる
◆F痩果は常に白色で;柱頭は常に3個である
◆G1年草で;葉は軟弱;鱗片は長さ1.5-2mm;小穂は長さ3-6mm;雄蕊は1-2個;葯は長さ1/4mmである
【ヒメヒラテンツキ】
◆G多年草;鱗片は長さ3-8mm;雄蕊は3個で;葯は1-2.5mm
◆H根茎は甚だ短く、または殆ど無い;鱗片は長さ約3mmである【ノテンツキ】
◆H根茎は横走し、短い鱗片がつく;小穂の鱗片は長さ5-6mm【ノハラテンツキ】
◆F熟果は熟して渇色または黒渇色で;柱頭は2-3個ある
◆G葉に絹毛があり;小穂は長さ6-10mm、巾4mmで;痩果は長さ1.5mm【ビロ−ドテンツキ】
◆G葉は硬く無毛で;小穂は長さ3-6mm、巾2mm【シオカゼテンツキ】
◆E花茎は下方(葉叢より上部)に1-3個の無葉身の鞘があってこれに包まれる
;小穂は球形または長楕円形で、稜角がない
◆F柱頭は3個;痩果は熟時も白色で光沢があり、表面の細胞は殆ど平坦である
;葉は軟らかく、左右から扁平となる【ヒデリコ】
◆F柱頭は2個;痩果は黄渇色;葉はやや硬く背腹から扁平である【クロテンツキ】
◆D小穂は1-3個;鱗片は薄い膜質で、濃渇色、先端は凹頭でその間から緑色の中肋が突出して短凸端
、縁毛があり;痩果は黒渇色となる【イッスンテンツキ】
◆B花柱は扁平で、やや巾広く、縁辺の上方には通常縁毛があり;柱頭は常に2個;痩果は両凸形をなす
◆C小穂は巾2-7mmで、円くて稜角がなく;鱗片は洋紙質またはやや硬い膜質となる
◆D痩果は平滑または殆ど平滑で、隆起する網目がなく、熟して暗渇色となる
◆E鱗片は1脈で、微細な毛があり;痩果は無柄である;小穂は(1)4-10個ある【イソヤマテンツキ】
◆E鱗片は細い多数の脈があり、無毛で;痩果は多少有柄;小穂は1(3)個ある【ヤマイ、イソテンツキ】
◆D痩果は隆起する明らかな網目があり、熟して黄渇色となる
◆E全体無毛;小穂は黄渇色;痩果の網目紋は小さくやや正方形になる【ナガボテンツキ】
◆E全体または少なくとも1部に毛があり;小穂は1部栗渇色を帯び
;痩果の表面の網目は横長の楕円形である【テンツキ、ツクシテンツキ】
◆C小穂は巾約1.5mm、稜角があり;鱗片は膜質で、時には芒端に終わる
◆D花柱の基部には痩果の上方を被う長毛があり;痩果はやや平滑になる
◆E鱗片は先端に反曲する長芒がある【アゼテンツキ】
◆E鱗片は先端に短く直立する芒がある【メアゼテンツキ】
◆D花柱の基部に長毛がなく;痩果は平滑である【コアゼテンツキ】
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参考検索1964『テンツキ属Fimbristylis』
◆1.果実は円柱状の長だ円形で、柱頭は3-2個である (ハタケテンツキ節Dipsaceae)
◆2.小穂は球形で緑色;花序は1回散形状である【アオテンツキ】
◆2.小穂は長だ円形で熟すと黄褐色である;花序は複生の散房状である
◆3.果実の柱頭は熟時長く伸びて鱗片を超え、このため小穂は毛に包まれて見える【トネテンツキ】
◆3.果実の柱頭は上の如くならないから、果時も小穂は毛に包まれない【ハタケテンツキ】
◆1.果実は広倒卵形から倒卵形である
◆2.鱗片は2列にならぷ
(ヤリテンツキ節Abildgaardia)
◆3.小穂は1個、まれに2個、淡黄緑色である【ヤリテンツキ】
◆3.小穂は多数個でまぱらな散房花序を作り、褐色である【オノエテンツキ】
◆2.鱗片は螺着する
◆3.花柱は多少扁平で、普通はその上部の縁に短い毛様のざらつきがある;柱頭は必らず2個
◆4.小穂の巾2-5mmある;中形から大形の1年章-多年草
(テンツキ節Fimbristylis)
◆5.果実は熟しても黄白色で、その表面に格子状の紋が見える
◆6.小穂の巾3-4mm、長さ1-2cm;葉舌に毛がない;海岸生【ナガボテンツキ】
◆6.小穂の巾2.5-3mm、長さ5-8(15)mm、少なくとも葉舌附近に毛がある;内陸生【クグテンツキ】
◆7.小穂の長さ3-8mm;高さ30cm位の1年草【テンツキ】
◆7.小穂の長さ10-15mm;高さ25-50cm【ツクシテンツキ】
◆5.果実は熟して黒褐色となり、その表面は平滑である
◆6.小穂は普通1個、まれに2個ある
◆7.小穂の巾5-7mmある【ヤマイ】
◆7.小穂の巾3mm位【スギゴケテンツキ】(=イソテンツキ)
◆6.小穂は3-10数個で、散房花序を作る;海岸の砂地または岩上に生える【イソヤマテンツキ】
◆4.小穂の巾1-1.5mmの小形の1年草である (アゼテンツキ節Pogonostylis)
◆5.鱗片の芒はかなり長くて、外方に曲がるので、小穂は剛毛が生えたように見える【アゼテンツキ】
◆5.鱗片の芒は長く伸びないから小穂は上記のようでない
◆6.花柱の基部に長い絹毛があって果実の上にたれる【メアゼテンツキ】
◆6.花柱の基部に全く毛はない【コアゼテンツキ】
◆3.花桂は非常に細く、扁平とならず、柱頭部を除いて全く平滑である
◆4.稈の基部の葉も長い葉身がある
(ヒメテンツキ節Trichelostylis)
◆5.小穂は1-3個である【イッスンテンツキ】
◆5.小穂は多教で散房花序にならぶ
◆6.果実は熟すと黒褐色となる;海岸生の多年草または1年草
◆7.葉と稈に密にびろうど状の毛があり、小穂は長さ約1cm、灰色を帯びる【ビロウドテンツキ】
◆7.葉と稈には全く毛がない;小穂は長さ約5mm、褐色である【シオカゼテンツキ】
◆6.果実は熟しても黄白色である;内陸の湿地または草地に生える
◆7.地下走出枝はなく、そう生する
◆8.1年草;小穂の長さ3-6mm、その鱗片は長さ2mm【ヒメテンツキ】
◆8.多年草;小穂の長さ5-8mm、その鱗片は長さ3mm【ノテンツキ】
◆7.長い地下走出枝がある【ノハラテンツキ】
◆4.稈の基部の葉は総て殆んど無葉身の鞘に退化している
(ヒデリコ節Miliaceae)
◆5.通常葉は上下に扁平である;柱頭は2個【クロテンツキ】
◆5.通常葉は左右から扁平である;柱頭は3個
◆6.小穂は巾1-1.5mm、果時錆色である【ヒデリコ】
◆6.小穂は巾2-2.5mm、果時暗褐色である【タイワンヒデリコ】
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