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◇7A型 B花序の基本形状;密集円錐花序(枝は短くやや不明)長芒や長毛など目立たない
C小穂の基本形状;小穂は各上記に該当せず、(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などは無い
◆A密集円錐花序、長芒や長毛など目立たない;小穂は(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などに該当せず
◆B苞穎の背は竜骨になる;小穂は左右扁平
◆C2苞穎は同大
◆D苞穎の竜骨は翼状;基部に長毛ある退化小花2個もつ ;[1小花+2鱗片+長苞]『クサヨシ属Phalaris』
◆D苞穎の背脈は凸出し芒状;花序は完全に葉鞘から出る;[1小花+長苞]『アワガエリ属Phleum』
◆D苞穎の竜骨に刺状突起 ;花序の一部は葉鞘中にとどまる
(KH帰、神奈川、湿畑) (属はSにもあるが概要不明);[1小花+(片苞短)]『トキンガヤ属Crypsis』【ホガクレシバ】
◆C2苞穎は異形でやや大小あり;苞穎に太脈(1、3)目立つ;護穎に竜骨がある
(SOKT、全国)
;[(2)3小花+片苞短]『ミノボロ属Koeleria』【ミノボロ】
◆B苞穎の背は竜骨にならない;苞穎は1脈;苞穎と護穎の質は似ている
;[1小花+(長苞)]『ネズミノオ属Sporobolus』一部
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(ミノボロは帰化品と在来とがあるというが詳細不明である;近年関東では河川敷などに稀で、普通には見られない;大井1977では「平地草原にわりと普通で、大部分は帰化品と思われ、自生は本州中部深山に稀」とある)
◇7B型 B花序の基本形状;密集円錐花序(枝は短くやや不明)長芒や長毛など目立つ
C小穂の基本形状;小穂は各上記に該当せず、(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などは無い
◆A密集円錐花序、長芒や長毛など目立つ;小穂は(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などに該当せず
◆B特徴のある小穂(図参照)
◆C苞穎は同形、多少基部で合生;竜骨に1列の毛が並ぶもの多い
;[1小花+長苞]『スズメノテッポウ属Alopecurus』
◆C苞穎は膜質で先端が浅く窪むか浅裂、中脈直立した長芒;水辺湿地
;[1小花+長苞]『ヒエガエリ属Polypogon』
◆B花序全体が白毛で被われる◆C花序は卵形 ;有芒;苞穎は全面に軟長毛多い
(SKTH帰、千葉、神奈川、静岡、大阪、兵庫) ;[1小花+長苞]『ウサギノオ属Lagurus』【ウサギノオ】
◆C花序は長円柱状;無芒;小穂は2個が対になり、長柄と短柄とがある
;[1小花+1頴(微小)+長苞]『チガヤ属Imperata』
◆B黄金色の芒と白黄渇軟毛が密な花序;長芒2本で、1本屈曲する;小穂は2個が対になり、片方無柄である
(SOK、神奈川、本南部以南) ;[1小花+1頴+長苞]『イタチガヤ属Pogonatherum』【イタチガヤ】
◆B円錐花序;芒1本、護穎の先端より少し下から出る;2苞穎は大小あり;護穎は5脈;小花基盤に微毛
;[1小花+長苞]『セイヨウヌカボ属Apera』
◆B総状花序;芒2本、2苞穎の先が芒に続く;2苞穎はやや同長;護穎無脈;小穂は短い花柄があり一体となり落ちる
(T、千葉1999)
(属詳細未確認);[1小花+長苞]『コササガヤ属Perotis』【コササガヤ】
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◇7C型 B花序の基本形状;総の花軸は小穂と同巾以上で直線的、小穂は軸に埋まること多い
C小穂の基本形状;小穂は各上記に該当せず、(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などは無い
◆A総軸は太く小穂と同巾以上で直線的;小穂は(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などに該当せず
◆B総は2本、互いに密着し1本に見える;短柄と長柄の2個対の小穂が、花軸(総)の側面片側に並びつく
;[2小花+長苞]『カモノハシ属Ischaemum』
◆B総はやや掌状に5本以上;2個対の小穂が、花軸(総)の片側に並びつき、片方は無柄である;無芒
;[2小花+長苞]『アイアシ属Phacelurus』
◆B総は稈頂に1本
◆C側小穂の苞穎は1個(第1苞穎は消失)◆D[3〜多小花+長苞()];苞穎は鈍頭、長さ5〜20mm、多脈
『ドクムギ属Lolium』一部
◆D[1小花+長苞] ;苞穎は漸尖頭(芒) 、長さ8〜14mm、多脈
(SO、九州佐多岬以南、海岸)
『ハイシバ属Lepturus』【ハイシバ】
◆D[1小花+長苞] ;苞穎は鋭頭、長さ5〜8mm 、3〜5脈
(SOKTH帰、千葉、神奈川以西、沿海荒地)
『ハリノホ属Hainardia』【ハリノホ】
◆C側小穂も苞穎は2個あり横並びしている
◇無芒;花序は株の内側に向かい鎌状に湾曲する ;苞穎は鋭頭、長さ5〜7mm
;[1小花+長苞]『スズメノナギナタ属Parapholis』
(SKTH帰、東京、千葉、神奈川、三重?、大阪、山口、愛知)【スズメノナギナタ】(トピックに詳細図あり)
(三重は私ノートにあるが出自不明、誤記か?)
◆B総は稈頂と葉腋から出る
◆Cほぼ無芒;総軸は太い◆D小穂のつき方は花軸の両側につく;苞穎は鈍頭、長さ4〜8mm
;[1小花+1頴+長苞]『ウシノシッペイ属Hemarthria』
◆D小穂は花軸(総)の側面片側につく;有柄小穂は雄性
(H帰、愛媛、琉球) (属の詳細未確認;[2小花?+長苞])『ツノアイアシ属Rottboellia』【ツノアイアシ】
◆C芒あり捩れる;総軸は細く小穂より狭い;小穂は2個が対になり、片方は形が違う;葉の先やや円形
(SOTK、関東以西) ;丈40cm以下の小形の植物;[1小花+1頴+長苞]『ウシクサ属Schizachyrium』【ウシクサ】
(ウシクサは、SはAndropogonメリケンカルカヤ属とするが、米倉2009を含む他は殆どSchizachyriumウシクサ属とする。大場2009はAndropogonウシクサ属としている)
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◇7D型 B花序の基本形状;総は稈頂に1本
C小穂の基本形状;小穂は各上記に該当せず、(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などは無い
◆A総は稈頂に1本;小穂は(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などに該当せず
◆B総軸は太く小穂と同巾以上で直線的;小穂は花軸の凹所に埋まる
◆C側小穂の苞穎は1個(第1苞穎は消失)◆D[3〜多小花+長苞()];苞穎は鈍頭、長さ5〜20mm、多脈
『ドクムギ属Lolium』一部
◆D[1小花+長苞] ;苞穎は漸尖頭(芒) 、長さ8〜14mm、多脈
(SO、九州佐多岬以南、海岸)
『ハイシバ属Lepturus』【ハイシバ】
◆D[1小花+長苞] ;苞穎は鋭頭、長さ5〜8mm 、3〜5脈
(SOKTH帰、千葉、神奈川以西、沿海荒地) 『ハリノホ属Hainardia』【ハリノホ】
◆C側小穂も苞穎は2個ある
◆D花序は株の内側に向かい鎌状に湾曲する;苞穎は鋭頭、長さ5〜7mm
(トピックに詳細図あり)
(SKTH帰、千葉、神奈川、三重、大阪、山口) ;[1小花+長苞]『スズメノナギナタ属Parapholis』【スズメノナギナタ】
◆D花序は棒状;花軸は節間ごとに上部が太く、左右交互に深く窪む
;苞穎長楕円〜卵形、上端は切形で歯になるか1〜5個の芒、、脈は先まで平行
頂小穂は長2〜3芒が斜開する;[2〜8小花+長苞]『ヤギムギ属Aegilops(タルホコムギ属)』
◆C苞穎は2個ある;総は稈頂と葉腋から出る;小穂は2個が対になる;ほぼ無芒
◆D小穂のつき方は花軸の両側につく;苞穎は鈍頭、長さ4〜8mm
;[1小花+1頴+長苞]『ウシノシッペイ属Hemarthria』
◆D小穂は花軸(総)の側面片側につく;有柄小穂は雄性で、中軸の関節発達し折易い
(H帰、愛媛、琉球) (属の詳細未確認;[2小花?+長苞])『ツノアイアシ属Rottboellia』【ツノアイアシ】
◆B総軸は小穂巾より太くない;小穂は花軸に埋まらない
◆C屈曲する長芒がある
◆D総状花序◆E小穂基部に束生長毛あり目立つ;小穂は2個が対になり、ともに同形
(SOK、神奈川、本南部以南) ;[1小花+1頴+長苞]『イタチガヤ属Pogonatherum』【イタチガヤ】
◆E小穂に長毛なし;小穂は2個が対になり、片方は形が違う;葉先はやや円形
(SOTK、関東以西) ;高さ40cm以下の小形の植物;[1小花+1頴+長苞]『ウシクサ属Schizachyrium』【ウシクサ】
◆D円錐花序、直立した枝がある;小穂(苞穎)は無毛で芒は小穂の中から伸びる;苞穎に横脈がある
;[1小花+長苞]『ハネガヤ属Stipa』一部
◆C真っ直ぐな長芒がある;苞穎は退化か針状;小穂(護穎)に硬い毛あり先は芒となる;花軸に軟毛が密生する
;[1〜2小花+(短苞)]『アズマガヤ属Hystrix』一部
◆C無芒である
◆D根茎は這いマット状に広がり、芝生として植栽利用される丈30cm以下の植物
◆E苞穎は頂部左右に翼(緑で縁白)がハの字形に目立つ、4mm
;花軸の片側に小穂がつき、花序は表裏で形状異なって見える
;[2小花+長苞]『チャボウシノシッペイ属Eremochloa』
◆E苞穎は8mm以下、革質で光沢がある;[1小花+長苞]『シバ属Zoysia』
◆D苞穎は2.2mm以下、1脈、膜質半透明;葉舌は毛の列;丈60cm以下
;[1小花+(長苞)]『ネズミノオ属Sporobolus』一部
◆D苞穎9〜10mm 、1脈と3脈、無毛;護穎基部に白毛あり;花序下の稈は粗;丈60〜100cm;[1小花+長苞]
(H帰、青森、山形、宮城、新潟、石川、静岡、鳥取、千葉、砂浜) 『オオハマガヤ属Ammophila』【オオハマガヤ】
◆D苞穎15〜25mm、細い3〜7脈、全面細軟毛;小穂は花軸の各節に2個つく;丈50〜120cm
(SOKT、全国、砂浜) ;[3〜5小花+長苞]『テンキグサ属Leymus』【テンキグサ=ハマニンニク】
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◇7E型 B花序の基本形状;総は掌状花序的
C小穂の基本形状;小穂は各上記に該当せず、(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などは無い
◆A総は掌状花序的;小穂は(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などに該当せず
◆B総軸は太く小穂と同巾以上で直線的
◆C総は2本、互いに密着し1本に見える;短柄と長柄の対の2小穂が、花軸(総)の片側に並びつく
;[2小花+長苞]『カモノハシ属Ischaemum』
◆C総はやや掌状に5本以上;対の2小穂が花軸(総)の片側に並びつき、片方は無柄である;無芒
;[2小花+長苞]『アイアシ属Phacelurus』
◆C各総は基部が鞘の中にある;小穂は2個が対になり、片方は形が違う;葉先半円、円脚
(SOTK、関東以西) ;高さ40cm以下の小形の植物;[1小花+1頴+長苞]『ウシクサ属Schizachyrium』【ウシクサ】
◆B小穂に長毛がある;小穂は2個が対になる
◆C対の2小穂はともに柄がある(長短);小穂の基毛は輪生し長い;[1小花+1頴+長苞]『ススキ属Miscanthus』
◆C対の2小穂は、片方無柄である;小穂の毛は小穂の半長以下
◆D芒は基部まで細く頴は退化していて、無柄の小穂のみにあり
;[1小花+1頴+長苞]『オニササガヤ属Dichanthium』
(属の詳細はよく解らずヒメオニササガヤを参考に記述した;『モンツキガヤ属Bothriochloa』はオニササガヤ属と同じヒメアブラススキ連で、同じ掌状花序をもち外形はよく似ているが、詳細がわからない)
◆D芒は2対の小穂にともにあり、護穎の先が2裂し間から出る;[1小花+1頴+長苞]『ウンヌケ属Eulalia』
◆B雌雄異株;稈頂に太針状の花軸が放射掌状に付く
(SO、南西諸島、海岸) ;(雌株)[1小花+1頴+長苞];(雄株)[2小花+短苞]『ツキイゲ属Spinifex』【ツキイゲの雌株】
◆B単性花で雌雄別の花序;稈頂に雄性花序、掌状〜多段状
(雌性花序は各葉腋につき、太い中軸に雌花多列に密生し肉穂状、数枚の葉状苞に包まれる)
(栽培)
(雄小穂)[1小花?+1頴?+長苞]『トウモロコシ属Zea』
◆B小穂は米の籾形;護穎の背は強く2つに折れ、船型に深く窪む;苞穎退化
;[1小花+頴消失]『サヤヌカグサ属Leersia』一部
◆B小穂は前後に(苞穎を正面に見て)平たく、無芒;小穂は花軸(総)の片側に並びつく
◆C小穂は披針形〜長楕円形
◆D護穎中脈ははっきり見える;小穂は2個が対になる
;[1小花+1頴+片苞消失・微小]『メヒシバ属Digitaria』一部
◆D護穎の中脈は殆ど見えない
(H帰)
(属未確認);[1小花+1頴+片苞退化・短?]『ツルメヒシバ属Axonopus』
◆C小穂円形〜卵形
;護穎中央脈が目立つ;多くは小穂より短い頴が無い;小穂は2組が対にならない
;[1小花+1頴+片苞消失・微小]『スズメノヒエ属Paspalum』
◆B小穂は前後に平たくない;小型の1年草;[1小花+1頴+長苞]
◆C葉先は半円形、円脚;各総は基部が鞘の中にある;小穂は2個が対になり、片方は形が違う;
(SOTK、関東以西) 『ウシクサ属Schizachyrium』【ウシクサ】
◆C葉は広被針形、心脚で茎抱し、縁波打つ;葉鞘に荒い毛(基凸毛)『コブナグサ属Arthraxon』
◆C葉は心脚ではない;総は少数
◆D花軸の各節に小穂は1個つく;小穂はほぼ無柄;花軸の片側につく;丈35cm以下
『カリマタガヤ属Dimeria』
◆D花軸の各節に小穂は2個(無柄有柄)つく;有柄の小穂がある;苞穎1の中脈はない
『アシボソ属Microstegium』
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◇7F型 B花序の基本形状;総は多段になる
C小穂の基本形状;小穂は各上記に該当せず、(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などは無い
◆A総は多段になる;小穂は(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などに該当せず
◆B単性花で雌雄別の花序;稈頂に雄性花序、掌状〜多段状
(雌性花序は各葉腋につき、太い中軸に雌花多列に密生し肉穂状、数枚の葉状苞に包まれる)
(栽培)
(雄小穂)[1小花?+1頴?+長苞]『トウモロコシ属Zea』
◆B総の各節に2個の小穂が対になる
◆C小穂の基毛は輪生し小穂より長い
◆D小穂無芒;対の2小穂は、片方無柄である ;総の中軸は熟期に関節で折れ、節毎に切れ小穂脱落
;[1小花+1頴+長苞]『ワセオバナ属Saccharum』
◆D小穂有芒が多い;対の2小穂はともに柄がある(長短);総の中軸は熟期も関節で折れず、節毎に切断しない
;[1小花+1頴+長苞]『ススキ属Miscanthus』一部
◆C小穂の毛は小穂より長くない;小穂有芒;対の2小穂は、片方無柄である
;[1小花+1頴+長苞][2小花+長苞]『オオアブラススキ属Spodiopogon』
◆B小穂は花軸(総)の下面片側に並びつく;小穂は無芒
◆C小穂は円形〜卵形、中央脈が目立つ ;[1小花+1頴+片苞消失・微小]『スズメノヒエ属Paspalum』
◆C苞穎は袋状に深く窪む;水田、水湿地;[1小花+長苞] 『カズノコグサ属Beckmannia』
◆B花序の基部に葉身の退化した鞘状総苞葉(特殊な葉)がある;
◇登実小穂の第1苞穎は草質、左右2竜骨があり;2個の総のうち、1個の総の最下2小穂は雄性で同形である
;[1小花+1頴+長苞]『オガルカヤ属Cymbopogon』
◆B短い枝(総)が階段状に並ぶ細長い花序;2苞穎は漸芒頭で同大;小花小さく長い小軸で繋がる;護穎は円頭で1脈
(SOKTH帰、道〜四、稀)
;[2〜3小花+長苞]『ハキダメガヤ属Dinebra』【ハキダメガヤ】
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◇7G型 B花序の基本形状;円錐花序(花序枝の分岐は明瞭)
C小穂の基本形状;小穂は各上記に該当せず、(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などは無い(12/10/4更新)
◆A円錐花序(花序枝の分岐は明瞭);小穂は(2対、抱巻頴、片側並び、基部長毛、短頴)などに該当せず
◆Bススキ似で、依り壮大な大株、白い綿飴状の花序;;護穎の背に絹毛多数で目立つ;雌雄異株
;苞穎膜質透明、長線形、1脈、小穂とほぼ同長かやや短、10〜12mm小花基盤伸び短線形
;[2〜5小花+長苞]『シロガネヨシ属Cortaderia』
◆B小穂15〜25mm、長線形;円錐花序の上部は雌性(長芒)、下半部に雄性小穂(芒無短);苞穎退化
(SOKT、全国) ;水辺で直立する葉幅2〜3p;葉舌2p以上;水中生;[1小花+苞消失]『マコモ属Zizania』【マコモ】
◆B花序枝の各節に2個の小穂が対になる
◆C対の2小穂は同形で、共に有芒 ;小柄逆円錐;護穎の先は2裂
;[1小花+1頴+長苞][2小花+長苞]『オオアブラススキ属Spodiopogon』
◆C対の2小穂は形や性が異なり、無柄小穂に芒がある;護穎の先は無裂
◆D小穂は披針形;小柄は片側に毛1列 ;無柄小穂の第1苞穎は草質
;[1小花+1芒+長苞]『ヒメアブラススキ属Capillipedium』
◆D小穂は卵形 ;小柄は毛に被われる;無柄小穂の第1苞穎は革質
;[1小花+1頴+長苞]『モロコシ属Sorghum』
◆B小穂は1小花よりなる
◆C苞穎は退化消失
◆D[1小花+苞消失];護穎5脈、先は伸びて長芒となり、基盤も伸長し柄状になる
;つまり芒の途中に小穂がある感じ
(SO、山県、奈良、九、湿地生、絶滅危惧) 『ツクシガヤ属Chikusichloa』【ツクシガヤ】
(他にイリオモテガヤあり)
◆D[1小花+頴消失];小穂は米籾似;護穎は5脈、船型に深く窪む;左右に平たく、背は強く2つに折れる;無芒
『サヤヌカグサ属Leersia』
◆C花序・小穂は長芒が目立つ
◆D苞穎と護穎の両方に芒がある;苞穎の先は浅く窪むか浅裂する
;小穂1.5〜2.2mm;苞穎は1脈、膜質?;護穎5脈、膜質
;[1小花+長苞]『ヒエガエリ属Polypogon』
◆D芒は護穎にある
◆E小穂8〜15mm ;苞穎3〜7脈、膜質 ;護穎全体有毛 ;芒は先端から
;小花に短基毛
;[1小花+長苞]『ハネガヤ属Stipa』
◆E小穂2.7〜3.5mm;苞穎3(5?)脈、革質;護穎革質、脈不鮮明;芒は先端から ;小花に基毛なし
(SOKH帰、神奈川、兵庫、福岡) ;[1小花+長苞]『アレチイネガヤ属Oryzopsis』【アレチイネガヤ】
(O・K・H帰・大場2009はOryzopsisアレチイネガヤ属を称し、Sはイネガヤ属とする。米倉2009はPiptatherumイネガヤ属としている)
◆E小穂2〜3mm ;苞穎1〜3脈、膜質 ;護穎5脈、硬質 ;芒は先端の少し下から;小花に微基毛
;[1小花+長苞]『セイヨウヌカボ属Apera』
◆E小穂2〜5mm ;苞穎1脈、膜質;護穎3〜5脈、透明膜質 ;芒は下半分から;基毛は小花の半長以下
;[1小花+長苞]『ヌカボ属Agrostis』
◆E小穂3〜10mm ;苞穎1脈、膜質;護穎3〜5脈、膜質不透明;芒出る位置多様;基毛は小花の半長以上
;[1小花+長苞]『ノガリヤス属Calamagrostis』
◆C花序・小穂に芒は目立たない
◆D葉巾は6〜15mmと広い;内頴の2脈は接近し1脈的に見える
;小穂3mm ;苞穎1脈
;護穎3脈、上部の背から微芒が出る
(SO、道、本州中部以北、亜高山)
;[1小花+長苞]『フサガヤ属Cinna』【フサガヤ】
◆D苞穎の背は竜骨になり翼状;小穂は扁平;小花の基部に長毛ある退化小花2個もつ
(全国) ;小穂4〜5mm ;苞穎3脈;護穎5脈 ;無芒;[1小花+2鱗片+長苞]『クサヨシ属Phalaris』【クサヨシ】
◆D花序線形、巾1〜2cm
;小穂9〜10mm ;苞穎は1・3脈
;護穎5脈 ;無芒;小花に白短基毛あり
(H帰、青森、山形、宮城、新潟、石川、千葉、静岡、鳥取);[1小花+長苞]『オオハマガヤ属Ammophila』【オオハマガヤ】
◆D花序枝は水平に開出する
;小穂3〜3.5mm ;苞穎3脈、草質紙質;護穎5脈、革質
;無芒;[1小花+長苞]『イブキヌカボ属Milium』
◆D密集花序;葉舌無;葉糸状
;小穂1.7〜2.2mm;苞穎1脈、膜質 ;護穎1(3)脈、膜質;無芒
;[1小花+(長苞)]『ネズミノオ属Sporobolus無』一部
◆D小穂1.5〜3.5mm;苞穎1脈、膜質 ;護穎3〜5脈、膜質透明 ;基毛は小花の半長以下
;[1小花+長苞]『ヌカボ属Agrostis』
◆D小穂3〜9mm ;苞穎1脈、膜質 ;護穎3〜5脈、膜質不透明;基毛は小花の半長以上
;[1小花+長苞]『ノガリヤス属Calamagrostis』
◆B小穂は2小花以上ある
◆C小花と苞穎はほぼ同高
◆D密集円錐花序;中軸密毛;稈上部に短毛密;小穂扁平;無芒
;苞穎異形、鋭頭;第1苞穎は緑太1脈と細2脈;第2苞穎は緑太3脈
;[(2)3小花+片苞短]『ミノボロ属Koeleria』【ミノボロ】
◆D円錐花序の枝は開出する
◆E丈2m以上の大型植物;護穎下部に長毛束生し目立つ;護穎の先2裂し間から芒
◇小穂大8〜13o;苞穎被針形、鋭頭、3脈
;護穎多脈 ;[(2)3小花+長苞]『ダンチク属Arundo』
◆E大型ではない
◆F小穂4〜6mm;苞穎卵形、鋭頭、3(1)脈;護穎3〜5脈;芒有無
;[3小花+長苞]『コウボウ属Hierochloe』
◆F小穂楕円、2.3mm以下
;苞穎楕円、円頭、多脈 ;護穎無(不明)脈;無芒;[2小花+長苞]『チゴザサ属Isachne』
◆C小花は苞穎より低い
◆D小穂は下垂する;苞穎に横脈がある
;小穂15〜45mm大;苞穎鋭頭、多脈;小花基盤に中長毛束生;[2〜3小花+長苞]『カラスムギ属Avena』
◆D小穂は下垂しない
◆E小穂3.5〜6mm;苞穎円頭、1・3脈;小花基盤無毛;全草ビロード状毛
;[2小花+長苞]『シラゲガヤ属Holcus』
◆E小穂5〜6mm;苞穎鋭頭、1・3脈;小花基盤に短毛;[2(3)小花+長苞]『コメススキ属Deschampsia』一部
◆E小穂1.5〜3.2mm;苞穎鋭頭、1脈 ;小花基盤に短毛;花序枝糸毛状
;[2小花+長苞]『ヌカススキ属Aira』
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