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◇4A型 B花序の基本形状;密集円錐花序(枝は短くやや不明)長芒や長毛など目立たない
C小穂の基本形状;目立つ屈曲する芒がある(このキーは曖昧な場合があるので弾力的に処する必要がある)
◆A密集円錐花序、長芒や長毛など目立たない;目立つ屈曲する芒がある
◇小穂は紡錘形で漸鋭頭;有芒;第1穎は1脈;退化護穎の背は有毛;[1小花+2頴+片苞短]『ハルガヤ属Anthoxanthum』
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◇4B型 B花序の基本形状;密集円錐花序(枝は短くやや不明)長芒や長毛など目立つ
C小穂の基本形状;目立つ屈曲する芒がある(このキーは曖昧な場合があるので弾力的に処する必要がある)
◆A密集円錐花序、長芒や長毛など目立つ;目立つ屈曲する芒がある
◇小穂基部に束生長毛あり、黄金色の芒と白黄渇軟毛が密な花序;長芒2本で、1本は屈曲する;対の小穂は片方無柄
(SOK、神奈川、本南部以南) ;[1小花+1頴+長苞]『イタチガヤ属Pogonatherum』【イタチガヤ】
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◇4D型 B花序の基本形状;総は稈頂に1本
C小穂の基本形状;目立つ屈曲する芒がある(このキーは曖昧な場合があるので弾力的に処する必要がある)
◆A総は稈頂に1本;目立つ屈曲する芒がある
◆B小穂より短い苞穎が2個あるが、小穂の基部は巻かない;小穂は多小花多芒;葉は内巻きし糸状
;[3〜8小花+短苞]『フクロダガヤ属Tripogon』の一部
◆B小穂より短い第1頴があり、小穂の基部を抱くように巻く;退化護穎の背は有毛
;小穂は紡錘形で漸鋭頭;第1頴は1脈;芒は短い;[1小花+2頴+片苞短]『ハルガヤ属Anthoxanthum』
◆B小穂より短い頴がない;各節に2個の小穂が対になる;[1小花+1頴+長苞]
◆C各総は基部が鞘の中にある;対の2小穂は形が違うが共に有芒;葉の先はやや円形、円脚
(SOTK、関東以西)
;丈40cm以下の小形植物『ウシクサ属Schizachyrium』【ウシクサ】
(ウシクサは、SはAndropogonメリケンカルカヤ属とするが、米倉2009を含む他は殆どSchizachyriumウシクサ属とする。大場2009はAndropogonウシクサ属としている)
◆C小穂基部に束生長毛あり、黄金色の芒と白黄渇軟毛が密な花序;長芒2本で、1本は屈曲;小穂は片方は無柄
(SOK、神奈川、本南部以南) 『イタチガヤ属Pogonatherum』【イタチガヤ】
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◇4E型 B花序の基本形状;総は掌状花序的
C小穂の基本形状;目立つ屈曲する芒がある(このキーは曖昧な場合があるので弾力的に処する必要がある)
◆A総は掌状花序的;目立つ屈曲する芒がある
;各節に2個の小穂が対になる;小穂より短い頴がない;[1小花+1頴+長苞]
◆B花序の総は単一;各総は基部が鞘の中にある;対の2小穂は形が違うが共に有芒;葉先半円、円脚;高さ40cm以下
(SOTK、関東以西) 『ウシクサ属Schizachyrium』【ウシクサ】
◆B総は複数
◆C小穂の基毛は輪生し小穂より長い;対の2小穂は共に柄があり(長短)、共に芒あり(無芒もある)
『ススキ属Miscanthus』
◆C小穂の毛は小穂の半長以下 ;対の2小穂は片方無柄で、芒は無柄小穂にある
;芒は基部まで細く、頴部は退化していて消失『オニササガヤ属Dichanthium』
(属の詳細はよく解らずヒメオニササガヤを参考に記述した;『モンツキガヤ属Bothriochloa』はオニササガヤ属と同じヒメアブラススキ連で、同じ掌状花序をもち外形はよく似ているが、詳細未確認)
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◇4F型 B花序の基本形状;総は多段になる
C小穂の基本形状;目立つ屈曲する芒がある(このキーは曖昧な場合があるので弾力的に処する必要がある)
◆A総は多段になる;目立つ屈曲する芒がある;各節に2個の小穂が対になり、共に有芒(ススキ属は無芒もある)
◆B小穂の基毛は輪生し小穂より長い;対の2小穂は共に柄がある(長短);[1小花+1頴+長苞]
『ススキ属Miscanthus』一部
◆B小穂の毛は小穂より長くない ;対の2小穂は、片方無柄である ;[2小花]か[1小花+1頴+長苞]
『オオアブラススキ属Spodiopogon』
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◇4G型 B花序の基本形状;円錐花序(花序枝の分岐は明瞭)
C小穂の基本形状;目立つ屈曲する芒がある(このキーは曖昧な場合があるので弾力的に処する必要がある)
◆A円錐花序(花序枝の分岐は明瞭);目立つ屈曲する芒がある
◆B小穂より短い第1頴があり、小穂の基部を抱くように巻く;退化護穎の背は有毛;第1頴は1脈
;[1小花+2頴+片苞短]『ハルガヤ属Anthoxanthum』一部
◆B小穂より短い第1頴があるが、基部を抱かない;屈曲する芒が目立つ;基盤有毛;小軸有毛
◆C芒1本、登実小花1個;芒は背下部から出る
;[2小花+片苞短] ;小穂8〜10mm;護穎の背は円く竜骨なし;子房有毛
『オオカニツリ属Arrhenatherum』
◆C芒複数、登実小花複数
◆D芒は護穎の背上部から出る
◆E[2〜5小花+短苞];小穂4〜10mm;護穎の背は竜骨状『カニツリグサ属Trisetum』
◆E[3〜4小花+短苞];小穂10o ;護穎の背は円く竜骨なし;子房上部有毛
(SO、長野、伊豆)
『ミサヤマチャヒキ属Helictotrichon』【ミサヤマチャヒキ】
◆D芒は護穎の背中部以下から出る
;[2(3)小花+短苞];小穂5mm ;護穎膜質 ;子房無毛『コメススキ属Deschampsia』一部
◆B小穂より短い頴がない;花序枝の各節に2個の小穂が対になり、片方は無柄である
;小穂は紡錘形、多毛;[2小花+長苞]か[1小花+1頴+長苞]『オオアブラススキ属Spodiopogon』
◆B小穂より短い頴がない;小穂は1個づつつく
◆C小穂は1.5〜3.5mm、極小形で直生する ;苞穎は0〜1脈 ;[2小花+長苞]『ヌカススキ属Aira』
◆C小穂は5〜10mm未満;小花は苞穎の1/4以下;苞穎は1・3脈
;[2(3)小花+長苞]『コメススキ属Deschampsia』の一部
◆C小穂は15mm以上、大形で下垂する ;苞穎は7〜11脈;[2〜3小花+長苞]『カラスムギ属Avena』
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