HPtop イネ科top 属の検索 inekazoku03
◇3B型 B花序の基本形状;密集円錐花序(枝は短くやや不明)長芒や長毛など目立つ
C小穂の基本形状;小穂は花軸(総)の側面片側に並びつく
◆A密集円錐花序、長芒や長毛など目立つ;小穂は花序枝の側面片側に偏って多数付ける
◇花序の節枝は各節1〜2本で中軸に沿って直立し
;枝から出る分花序の柄は90度ほど曲がって、斜上からやや下向きし、片方側に向けて分花序を付ける
◇分花序は1個の稔性小穂と2〜4個の無性小穂から成る
◇稔性小穂は小穂と同長の2個の苞穎と、1個の両性花と、芒(小軸突起+護穎芒)とで構成される
;(稔性小穂)[1小花+芒(小軸突起+護穎芒)+長苞];(無性小穂)[多頴+短苞] 『ノレンガヤ属Lamarckia』
(S、横須賀、神戸、帰化)
【ノレンガヤ】(トピックに分解図あり)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇3C型 B花序の基本形状;総の花軸は小穂と同巾以上で直線的、小穂は軸に埋まること多い
C小穂の基本形状;小穂は花軸(総)の側面片側に並びつく
◆A総の花軸は小穂と同巾以上で直線的;小穂は花軸(総)の側面片側に並びつく;小柄も太い
◆B小穂より短い頴はない;各節に2個の小穂が対になる;[2小花+長苞]
◆C総は2本、互いに密着し1本に見える;対の2小穂は短柄と長柄とある『カモノハシ属Ischaemum』
◆C総はやや掌状に5本以上 ;対の2小穂は片方が無柄である;無芒『アイアシ属Phacelurus』
◆C総は稈頂や葉腋に各1本;2個対の小穂は片方が無柄;無芒;有柄小穂は雄性で中軸の関節発達し折易い
(H帰、愛媛、琉球) (属の詳細未確認;[2小花?+長苞])『ツノアイアシ属Rottboellia』【ツノアイアシ】
◆B小穂より短い第1頴があり、小穂の基部を抱くように巻く;各節に2個の小穂が対になること多い
◇総は単一
;対の2小穂は片方が無柄である;無芒
(SOTH帰、千葉、九など、栽培) ;[1小花+1頴+片苞短]『イヌシバ属Stenotaphrum』【イヌシバ】
――――――――――――――――――――――――――――――――――― この頁top
◇3D型 B花序の基本形状;総は稈頂に1本
C小穂の基本形状;小穂は花軸(総)の片側に並びつく
◆A総は稈頂に1本;小穂は花軸(総)の片側に並びつく
◆B小穂より短い頴はない;無芒
◆C花序は表裏で形異なる;総の各節に小穂と柄が対になる;苞穎は頂部左右に翼(緑で縁白)がハの字形に目立つ
;[2小花+長苞]『チャボウシノシッペイ属Eremochloa』
◆C花序は表裏同形 ;総の各節に有柄と無柄の2個の小穂が対;苞穎の頂部に翼はない
(H帰、愛媛、琉球) (属の詳細未確認;[2小花?+長苞])『ツノアイアシ属Rottboellia』【ツノアイアシ】
◆B小穂より短い苞穎が2個ある
◆C小穂は短い柄が下向きに曲がり、下垂するもの多い;葉鞘は完筒型
◆D小穂は2芒(護穎に芒);柄に剛毛あり下向きに曲がり、小穂逆向きする
(全国) ;[1小花+2頴+短苞]『ホガエリガヤ属Brylkinia』【ホガエリガヤ】
◆D小穂は無芒
◇小穂は花軸(総)の側面片側に並び、短柄が曲がり、横向き〜下垂が多い;護穎7脈以上;葉鞘は完筒型
;[2〜5小花+短苞]『コメガヤ属Melica』
◆C小穂は無柄か極短かい柄があるが、柄が曲がることはない
◆D苞穎に長芒あり(小穂に長短3芒);葉は下方の葉も狭卵か被針で短く、心脚茎抱きで波打つ
;[1小花+1頴+短苞]『チヂミザサ属Oplismenus』
◆D苞穎に長芒なし(小穂は多芒) ;葉は内巻きし糸状;[3〜8小花+短苞]『フクロダガヤ属Tripogon』
◆B小穂より短い穎は1個(第1穎)だが退化し環状になり、小穂基部を取巻く
◇小穂は花軸(総)の下面片側に並びつく;全草有毛;無芒;丈30〜80cm
;[1小花+1頴+片苞退化環状]『ナルコビエ属Eriochloa』一部
◆B小穂より短い穎は1個で、小穂の基部を抱くように巻く
◇小穂は巾太い花軸(総)の側面片側に並び、無柄と長柄の2個の小穂が対になることが多い;無芒
;植物体は這いマット状に広がり、芝生として植栽利用もされる丈30cm以下の植物
(SOTH帰、千葉、九など、栽培) ;[1小花+1頴+片苞短]『イヌシバ属Stenotaphrum』【イヌシバ】
――――――――――――――――――――――――――――――――――― この頁top
◇3E型 B花序の基本形状;総は掌状花序的
C小穂の基本形状;小穂は花軸(総)の片側に並びつく
◆A総は掌状花序;小穂は花軸(総)の片側に並びつく
◆B小穂は花軸(総)の側面片側に並びつく;小穂より短い頴はない
◆C総軸は太く小穂と同巾以上で直線的、各節に2個の小穂が対になる;小柄も太い;[2小花+長苞]
◆D総は2本、互いに密着し1本に見える;対の2小穂は短柄と長柄とある『カモノハシ属Ischaemum』
◆D総はやや掌状に5本以上 ;対の2小穂は片方が無柄である;無芒
『アイアシ属Phacelurus』
◆C総軸は細く、各節に1個の小穂が互生する
◇総は2(少数)本;小穂より長い芒あり;苞穎は線状長楕円、1脈;葉基部や葉鞘に基凸毛あり;丈35cm以下
;[1小花+1頴+長苞]『カリマタガヤ属Dimeria』
◆B小穂は花軸(総)の下面片側に並びつく
◆C小穂より短い苞頴が2個ある
◆D小穂より長い芒がある
◇苞穎は線状被針形、1脈◆E小花は左右に平たい;[1(2)小花+1(3)頴+短苞]『オヒゲシバ属Chloris』
◆E小花は前後に平たい;[1小花+1頴+短苞]
(属の概要未確認)『ヒトモトメヒシバ属Enteropogon』
◆D小穂は無芒か、短い芒がある
◆E総軸の先は裸出し爪状、先端には小穂つかない;苞穎先が短芒になる
(SOKTH帰、関東以西) ;[2〜5小花+短苞]『タツノツメガヤ属Dactyloctenium』【タツノツメガヤ】
◆E総軸の先まで小穂をつける;小穂に芒はない
◆F[4〜6小花+短苞];小穂4〜8mm『オヒシバ属Eleusine』
◆F[1小花+短苞] ;小穂2〜3.5mm『ギョウギシバ属Cynodon』
◆C小穂より短い苞頴は2個揃わない;小穂は無芒
◆D小穂は円形〜卵形;護穎中央脈は目立つ;多くは小穂より短い頴が無い;小穂は2個が対にならない
;[1小花+1頴+片苞消失・微小]『スズメノヒエ属Paspalum』
◆D小穂は披針形〜長楕円形
◆E護穎中脈ははっきり見える;多くは小穂より短い頴が1個ある;小穂は2個が対になる
;[1小花+1頴+短苞];[1小花+1頴+片苞消失・微小]『メヒシバ属Digitaria』
◆E護穎の中脈は殆ど見えない;小穂より短い頴はない;小穂は対になるのか?未確認
(H帰)
(属の概要未確認);[1小花+1頴+片苞退化・短?]『ツルメヒシバ属Axonopus』
――――――――――――――――――――――――――――――――――― この頁top
◇3F型 B花序の基本形状;総は多段になる
C小穂の基本形状;小穂は花軸(総)の片側に並びつく
◆A総は多段になる;小穂は花軸(総)の片側に並びつく
◆B小穂より短い苞穎が2個ある
◆C小穂は花軸(総)の側面片側に並びつく
;小穂に長短3芒あり;葉は下方の葉も狭卵か被針で短く、心脚茎抱きで波打つ;葉舌あり
;[1小花+1頴+短苞]『チヂミザサ属Oplismenus』
◆C小穂は花軸(総)の下面片側に並びつく
◆D小穂は短芒あり◆E小穂4〜10mm;苞穎1脈;護穎の先は2〜4裂歯状
;[5〜13小花+短苞]『ハマガヤ属Diplachne』
◆E小穂8〜11mm;苞穎5脈、円頭;葉に横脈があり葉柄もある
;[1小花+3〜6頴+短苞]『ササクサ属Lophatherum』
◆D小穂は無芒;小穂3mm以内で、左右に扁平;苞穎1〜3脈;護穎の先は全縁
;[2〜7小花+短苞]『アゼガヤ属Leptochloa』
◆B小穂より短い頴は2個揃っていない;小穂は花軸(総)の下面片側に並びつく
◆C第1穎は退化して環状になり、小穂基部を取巻く
;全草有毛;無芒;丈30〜80cm;[1小花+1頴+片苞退化環状]『ナルコビエ属Eriochloa』
◆C小穂の基部を抱くように巻く第1頴がある;[1小花+1頴+片苞短]
◆D小穂は総に多数(4列以上)が密に並ぶ;葉は線形;葉舌はない『イヌビエ属Echinochloa』
◆D小穂は総に2列に並ぶ
◆E花序枝は斜上 ;葉は被針か長卵形;葉舌あり
『ニクキビモドキ属Brachyaria』(ビロードキビ属)
◆E花序直立、枝直立、花序輪郭長線形;葉は線形、無毛
(SH帰、三重55、県不明28) (属の概要は未確認)『スズメノヒエツナギ属Paspalidium』【スズメノキビ】
◆C小穂の基部を抱くように巻く第1頴はない;無芒
◆D小穂は円形〜卵形、中央脈が目立つ ;[1小花+1頴+片苞消失・微小]『スズメノヒエ属Paspalum』
◆D苞穎は袋状に深く窪む;苞穎の側脈は分岐する;[1小花+長苞] 『カズノコグサ属Beckmannia』
――――――――――――――――――――――――――――――――――― この頁top
◇3G型 B花序の基本形状;円錐花序(花序枝の分岐は明瞭)
C小穂の基本形状;小穂は花軸(総)の片側に並びつく
◆A円錐花序(花序枝の分岐は明瞭);小穂は花軸(総)の片側に並びつく
◆B小穂より短い頴は1個(第1頴)で、小穂の基部を抱くように巻く;葉舌はない
;小穂は総の下面片側に、多数(4列以上)が密に並ぶ
;[1小花+1頴+片苞短]『イヌビエ属Echinochloa』
◆B小穂より短い苞穎は2個ある
◆C小穂は花軸(総)の下面片側に並びつく
◆D小穂に短芒あり
◆E苞穎1脈;護穎の先は2〜4裂歯状 ;[5〜13小花+短苞]『ハマガヤ属Diplachne』
◆E苞穎5脈、円頭;葉に横脈があり葉柄もある;[1小花+3〜6頴+短苞]『ササクサ属Lophatherum』
◆D小穂は無芒;苞穎1〜3脈;護穎の先は全縁;小穂3mm以内で、左右に扁平
;[2〜7小花+短苞]『アゼガヤ属Leptochloa』
◆C小穂は花軸(総)の側面片側に並び、短柄が曲がり、横向き〜下垂が多い;葉鞘は完筒型;小穂は無芒
;[2〜5小花+短苞] 『コメガヤ属Melica』
――――――――――――――――――――――――――――――――――― この頁top
syokubutu kensaku