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『チゴザサ属Isachne』[2小花+長苞]<Y;06/10>(小穂円頭、2小花;苞穎やや同長、小穂と同長;葉楕円、縁白)
◆A稈は直立する◆B小穂は2形、2.5〜3.5mm長(雄小穂は膜質無毛、登実花は革質有毛)◇葉は剛毛散、広線形
(S、紀伊、奄美、沖縄、西表)
【オオチゴザサ】
◆B小穂は2形でない、無毛、2〜2.2mm;柄に腺
(SOKT、全国、湿地) ◇葉は4〜9cm、巾4〜8mm、広線形 、無毛 ;花期68月【チゴザサ】
◆A稈下部は這う◆B小穂に瘤凸なし、有毛、1.5mm
(SOKT、関東以西、山地林) ◆C葉は1〜3cm、巾4〜8mm、広被針形、両面立毛疎、薄紙質;花期910月【ハイチゴザサ】
(S、奄美沖縄) ◆C葉は1.5p以下【ヒメハイチゴザサ】
◆B小穂全面に瘤凸、有毛、2〜2.3mm
◇葉広被針形、裏短毛疎か無毛、3〜6cm、巾6〜15mm、質厚、縁に肥厚した脈
(SO、奄美、琉球)
【アツバハイチゴザサ】
(Sに、「ヒメチゴザサ属ヒメチゴザサ;小穂は2小花、下方は不稔、上方小花稔性;苞穎は護穎より短い;奄美、沖縄、八重山」あるが、属などよく解らない)
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参考検索2003『チゴザサ属』
◆稈は直立し 、葉身の長さは4〜9cmで、被針形 ;小穂は長さ2〜2.2mmで、柄に腺がある【チゴザサ】
◆稈の下部は長く這い、葉身の長さは1〜3cmで、長楕円形;小穂は長さ1.5mmで 、柄に腺がない【ハイチゴザサ】
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参考検索2001『チゴザサ属』
◆小穂の柄に腺がある ;稈は直立【チゴザサ】
◆小穂の柄に腺がない;稈は長く這い各節から立つ【ハイチゴザサ】
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参考検索1973『チゴザサ属Isachne』
◆A稈の下部は長く這う;直立部は5〜20cm;葉は広被針形、長さ1〜6cm
◆B葉は厚く長さ3〜6cm;小穂は楕円形2〜2.3mm【アツバハイチゴザサ】
◆B葉は薄く長さ1〜3cm;小穂は短楕円形、1.5mm【ハイチゴザサ】
◆A稈は直立し高さ20〜60cm、葉は広線形、巾3〜7mm
◆B葉無毛、小穂広倒卵2〜2.2mm・同質で皆結実【チゴザサ】
◆B葉に剛毛を散生、小穂は2形、長さ2.5〜3.5mm、雄小穂は膜質無毛、登実花は革質有毛【オオチゴザサ】
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参考検索1964『チゴザサ属Isachne』
◆A小穂の2個の小花は同質、殆ど同型で共に果実を生ずる
◆B稈は基部横に葡い、上方立ち上がり、高さ10〜20cm、花序は稈の頂および上部の葉腋にでる;葉狭卵形である
◆C葉は薄い紙質;小穂は長さ1.5mm【ハイチゴザサ】
◆C葉は質厚く、その縁に肥厚した脈がある;小穂は長さ2mm【アツバハイチゴザサ】
◆B稈は基部から直立し、高さ20〜40cm;花序は頂生でその柄は長く抽出 ;葉は狭被針形【チゴザサ】
◆A小穂の2個の小花は異質・異形;下方の小花は膜質無毛で雄性;上方の小花は革質で毛があり、果実ができる【オオチゴザサ】
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参考検索1982『チゴザサ属』
◆茎は直立し、高さ20〜50cm;葉は広線形【チゴザサ】
◆茎は細く、地を這って分枝し、高さ5〜10cm;葉は広被針形【ハイチゴザサ】
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『トダシバ属』[2小花+片苞短]<Y;06/10>(小穂紡錘;第1苞穎巻形で小穂よりヤヤ短、第2苞穎と小穂同長;頴凸脈;2小花;上の小花基毛有)
◆A稈細く花序は下垂する;短芒明らか【ミギワトダシバ】(SO、和歌山、四国吉野川、天竜川、大河上流の岩壁)
◆A花序は直立し枝斜上する;ほぼ無芒か微凸◇小穂ほぼ無毛;花序は緑〜帯粉紫渇迄変化【広義トダシバ】(全国)
◆B小穂に剛毛はない
(SOKT、稀) ◆C花序や葉には白味特になし◆D葉面や葉鞘、節などに硬毛密生【ケトダシバ=アラゲトダシバ*】(基本種)
(SOKT、個体多い) ◆D葉の縁以外は無毛か少毛 【ウスゲトダシバf】
(S) ◆C花序目立って白い;葉粉白色◆D葉面や葉鞘、節などに硬毛密生【シロケトダシバf】
(SOK、新潟、山梨、他) ◆D葉の縁以外は無毛か少毛 【シロトダシバf】
(SOK) ◆B小穂に剛毛、茎葉は多毛【オニトダシバv】
(大井は、「ケトバシバ、ウスゲトダシバ、オニトダシバに細分されることがある」と記す)
(Oは、大井の見解を紹介し、更に「シロトダシバを認める人もいる」と記す)
(Tは、ウスゲトダシバとケトダシバに触れるが、「分布図では分けない」と記す)
(Kは、各変品種に触れ、「変化は連続的で区別する必要ないと考える」とし、「県ではケトダシバの形少なく検討していない」と記す)
(シロトダシバは明らかに1型で、分けて良いと思う;Y)
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参考検索1973『トダシバ属Arundinella』
◆A稈は細くて下垂する;小穂は明かに短芒がある【ミギワトダシバ】
◆A稈は直生する;小穂は無芒又は微突端
◆B小穂は無毛【広義トダシバ】
◆C全草各部に毛が著しい ◆D全草粉白でない【アラゲトダシバ】
◆D全草は粉白を帯びる、【シロケトダシバ】
◆C全草は無毛又は少し毛あり◆D全草は粉白でない【ウスゲトダシバ】
◆D全草粉白を帯びる【シロトダシバ】
◆B小穂は有毛;茎葉に毛が多い【オニトダシバ】
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