ホシクサ科top
参考検索2003『ホシクサ属Eriocaulon』
◆A花は2数性で;雌花の萼片は常に離生する;花茎は顕著にねじれる【イトイヌノヒゲ】
◆A花は3数性である;雌花の萼片は離生または合着する;花茎はあまりねじれない
◆B総苞片はいちじるしく短く、頭花の1/2以下;雌花の萼片は離生する
◆C頭状花序は灰白色;雌花に花弁がない【ホシクサ】
◆C頭状花序は黒藍色;雌花に花弁がある【クロホシクサ】
◆B総苞片の長さは頭花の1/2以上;雌花の萼片は先端を残して合着する
◆C総苞片は頭花より長く、先は鋭く尖る
◆D頭花は直径6〜8mm;花苞と花弁の先には毛がない【ニッポンイヌノヒゲ】
◆D頭花は直径2〜5mmで少数花;花苞と花弁の先に棍棒状の白色短毛がある【イヌノヒゲ】
◆C総苞片は頭花より短かいかほぼ同長(まれにやや長い)、先はあまり尖らない
◆D葉の先端はやや鈍頭;雌花の内面に長毛がある;種子に鉤毛がある◆E頭花は淡渇色【ヒロハイヌノヒゲ】
◆E頭花は暗渇色【クロヒロハイヌノヒゲ】
◆D葉の先端は鋭く尖る;頭花は黒藍色◆E雌花の内面に長毛がない;種子に鉤毛が無い【ヤマトホシクサ】
◆E雌花の内面に長毛がある;種子に鉤毛がある【クロイヌノヒゲ】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
参考検索2001『ホシクサ属Eriocaulon』
◆A花はすべて2数性;頭花が黄白色を帯びる;花茎のねじれが顕著で、標本では波打って曲る【イトイヌノヒゲ】
◆A花はすべて3数性;頭花は黄白色を帯びない;花茎はあまりねじれず、標本では2〜3回ほどしか曲がらない
◆B総苞片は著しく短く、頭花の1/2以下;葯は黄色【ホシクサ】
◆B総苞片の長さはは頭花の1/2以上;葯は黒色
◆C葉は巾広く中部で3mm以上あり、長さはしばしば花茎と同長に達するほど長い
◆D総苞片は卵状長楕円形で鈍頭、頭花よりもわずかに長いか通常短かい
◆E頭花は淡渇色【ヒロハノイヌノヒゲ】
◆E頭花は黒色を帯びる【クロヒロハノイヌノヒゲ】
◆D総苞片は被針〜狭被針形で鋭頭、頭花よりも著しく長い【ニッポンイヌノヒゲ】
◆C葉は細く中部で3mm以下で長さは花茎よりも明らかに短い
◆D総苞片は狭被針形で長さは頭花の2〜3倍;花茎の長さは葉の約1.5倍【イヌノヒゲ】
◆D総苞片は被針形で頭花と同長〜2倍;花茎の長さは葉の約2倍【シロイヌノヒゲ】
――――――――――――――――――――――――――――――――――― この頁top
参考検索1982《ホシクサ科Eriocaulaceae》『ホシクサ属Eriocaulon』
◆A花は2数性で;雌花の萼片はつねに離生する【イトイヌノヒゲ】
◆A3数性であるが、1部2数性になり、子房はまれに1室になる;雌花の萼片は離生または合着する
◆B雄花の萼片は2個、コップ状に合着し;雌花の萼片も2個で離生し、ともに背部に翼がある;花弁に黒線がない【オオシラタマホシクサ】
◆B雄花の萼片は3(稀に2)個で仏焔苞状に合着し;雌花の萼片は3(稀に2)個、離生または合着し、ともに背部に翼がない(ごく稀にある);花弁に黒線がある
◆C雌花の萼片は3(稀に2)個で離生する
◆D雌花に花弁がない、雌花の萼片は2個;葯は白色または灰色
◆E総苞片と花苞は透明膜質で先がとがらない;雌花の萼片は背部に翼がない;葯は白色【ホシクサ】
◆E総苞片と花苞は白色洋紙質で先が芒状にとがる;雌花の萼片は背部に翼がある;葯は灰色【ヒュウガホシクサ】
◆D雌花に花弁がある、雌花の萼片は3(稀に2)個;葯は藍黒色
◆E茎はごく短く、長くても2〜3cm以下;葉は線形または被針状線形でロゼット状につくか、互生し、3脈以上ある
◆F頭花は淡黄白色;総苞片は頭花より長く、先はとがる;雌花の萼片は白色【イズノシマホシクサ】
◆F頭花は黒藍色;総苞片は頭花より短く、先はあまりとがらない;雌花の萼片は黒藍色
◆G葉は細く、基部の巾1〜2mm、先端は鋭くとがる;頭花は径4〜5mm、花床に毛が密生する;雄花の萼は先が3浅裂する【クロホシクサ】
◆G葉はやや広く、基部の巾5〜7mm、先端は鈍形;頭花は径5〜7mm、花床に毛がない;雄花の萼は中部まで3裂する【ゴマシオホシクサ】
◆E茎は長く、4〜20cmになる;葉は線形で1脈があり、茎上に螺旋状につく【タカノホシクサ】
◆C雌花の萼片は3個であるが、先端を残して合着し、背軸面の開いた苞状になる
◆D明らかな根茎がある;花茎は円柱状で、肋がなく、小溝がある;葯は白色【コシガヤホシクサ】
◆D根茎がない;茎はごく短いが、まれに細くて数cmのものがある;花茎は細く、3〜6条の肋がある;葯は藍黒色
◆E総苞片は頭花より長く、先は鋭くとがる
◆F茎はごく短い;子房は1室または3室、まれに2室
◆G子房は普通1室◆H総苞片は狭い被針形で;花床に毛がない;雌花の花弁は萼よりやや短い【エゾホシクサ】
◆H総苞片は被針形で;花床に毛がある;雌花の花弁は萼より長い【ミカワイヌノヒゲ】
◆G子房は普通3室、稀に2室、または両方混じる
◆H花苞も萼も緑白色
◆I花苞に毛がない;雌花の萼は内面を除き毛がなく、花弁の先にも毛がない
◆J頭花は径6〜8mm;葉の基部は巾5〜8mm【ニッポンイヌノヒゲ】
◆J頭花は径4〜6mm;葉の基部は巾1mm以下【オオムラホシクサ】
◆I花苞の上部背面、雌花の萼の上部、花弁の先に棍棒状の短毛がある
◆J総苞片は倒卵形で白色、先はやや尖る;花床に毛がある【エゾイヌノヒゲ】
◆J総苞片は被針形で淡緑色、先は長くとがる
◆K頭花は径2〜5mm、少数花からなる;花苞の上端に少数の白色短毛がある
◆L花床に毛がない【イヌノヒゲ】
◆L花床に毛がある【コケヌマイヌノヒゲ】
◆K頭花は径8〜10mmで多数花からなる;花苞の上部背面に白色短毛がやや密生する【シロイヌノヒゲ】
◆H花苞も萼も黒藍色を帯びる
◆I頭花は多数花(40〜50個)からなり;総苞片は10〜12個;葉は多数で基部の巾5〜6mm【イヌノヒゲモドキ】
◆I頭花は少数花(4〜6個)からなり;総苞片は5〜6個;葉は少数で基部の巾1〜2mm【クロイヌノヒゲモドキ】
◆F長さ1〜3mmの細い茎がある;子房はふつう2室、まれに1室または3室【ガリメギイヌノヒゲ】
◆E総苞は普通頭花より短いか同長、稀にやや長く、先はあまりとがらない
◆F頭花は白色または淡渇色
◆G頭花は白色で;花苞の上半部背面に白色の短毛がある
◆H頭花は球形または半球形で多数の花からなる
◆I葉は基部の巾1〜3mm前後;頭花は径6〜8mm;萼裂片の背面に白色の短毛が密生する【シラタマホシクサ】
◆I葉は基部の巾5〜8mm;頭花はやや小さい;萼裂片の上縁に白色の短毛があるが、背面にはない【オオホシクサ】
◆H頭花は倒円錐形で少数花からなる
◆I雌花の萼の上縁に微歯と単細胞の小毛がある【アズマホシクサ】
◆I雌花の萼の上縁に2細胞の毛がある
◆J雌花の萼の上縁に微歯と2細胞の長い毛がある【シロエゾホシクサ】
◆J雌花の萼の上縁と上部背面に2細胞の棍棒状の毛がある【ユキイヌノヒゲ】
◆G頭花は淡渇色で;花苞と雌花の萼の上部背面に白色の短毛がない【ヒロハノイヌノヒゲ】
◆F頭花は黒藍色;少なくとも花苞または雌花の萼の1部が黒藍色を帯びる
◆G頭花は多数花からなり;総苞片は8〜20個
◆H総苞片は被針形で、頭花と同長か、少し長い;種子に鉤毛がない【ヤマトホシクサ】
◆H総苞片は長楕円形または倒卵形で、頭花より短い;種子に鉤毛がある
◆I花床に毛がある;雌花の花弁は内面に毛がある【クロイヌノヒゲ】
◆I花床に毛がなく;雌花の花弁の内面にも毛がない
◆J葉は基部の巾3〜6mm;頭花は径4〜5mm;花茎は高さ9〜20cm【ツクシクロイヌノヒゲ】
◆J葉は基部の巾7〜12mm;頭花は径5〜6mm;花茎は高さ20〜35cm【ナスノクロイヌノヒゲ】
◆G頭花は少数花からなり;総苞片は2〜5個
◆H雌花の萼は内面にも外面にも毛がない
◆I雌花の萼は2深裂し;花弁は2個で内面に長毛がある;子房は2室【カラフトホシクサ】
◆I雌花の萼は3〜4裂し;花弁は3個で内面に長毛がない;子房は3室【ミヤマヒナホシクサ】
◆H雌花の萼は内面に長毛があるが、外面にはない
◆I花床に毛がある【ネムロホシクサ】
◆I花床に毛がない
◆J雄花の萼は2〜3裂し、縁に短毛がある;子房は2室または3室;花茎は高さ10cm内外【クシロホシクサ】
◆J雄花の萼は3浅裂し、縁に短毛がない;子房は3室;花茎は高さ2cm内外【ヤクシマホシクサ】
◆H雌花の萼は内面にも外面に長毛がある【ハライヌノヒゲ】
――――――――――――――――――――――――――――――――――― この頁top
参考検索1973『ホシクサ属Eriocaulon』
◆A雌花の萼片は2又3個ありて離生
◆B雌花の萼片2個
◆C雌花に花弁を欠く;葯は白色系
◆D花茎は肋脈なく;頭花の径3〜4mm;総苞片は楕円形、鈍頭で頭花より長くない;雌花の萼片の背に翼なし【ホシクサ】
◆D花茎は鈍5肋あり;頭花の径4〜5mm;総苞片は卵状3角形で芒尖し;雌花の萼片の背に縦翼あり【ヒュウガホシクサ】
◆C雌花に花弁がある;葯は黒色
◆D萼片、花弁、子房の室、柱頭は各2数;花茎は4肋;総苞片は卵状被針形で鋭尖して花より長い【イトイヌノヒゲ】
◆D花弁、子房室及び柱頭は各3数;雌花の萼片のみ2;総苞片は内頂、花より短い;琉球列島産
◆E雌花の萼片の背に広い縦翼あり;雄花の萼は合生して筒形;頭花の径4〜6mm;総苞片は乾いて黄色【オオシラタマホシクサ】
◆E雌花の萼片は背に縦翼がない;雄花の萼片は合生して仏焔包状;頭花の径4mm;総苞片は灰白色;頭花の頂黒青色
【スイシャホシクサ】
◆D萼片は離生し3;花弁、子房の室及び柱頭は各3数
◆E総苞片は被針形、長さ4〜6mm、花よりはるか長い;花は白色;葉の下部巾15〜2mm;伊豆諸島産【イズノシマホシクサ】
◆E総苞片は倒卵形楔脚、花より短い;花は黒色
◆F茎は伸長し4〜20cm、多数の葉が茎に生じる;頭花径3〜4mm【タカノホシクサ】
◆F茎は短縮し長くても5cm以下、葉は叢生する◆G葉の下部巾1〜2mm;頭花径4〜5mm;花床に毛を密生【クロホシクサ】
◆G葉の下部巾5〜7mm;頭花径5〜7mm;花床は無毛【ゴマシオホシクサ】
◆E総苞片は円形;頭花径3〜4mm;花は灰白又は灰渇色;葉の下部巾15〜3mm【アマノホシクサ】
◆A雌花の萼片は1個に合生;先端のみ浅3裂
◆B塊茎は径7〜11mm;花茎は円棒状、9〜10縦条が浅くある;葉の下部巾7〜11mm;頭花径5mm、白色;総苞片は倒卵形、長さ2mm
;葯は白色;子房3室;柱頭3【コシガヤホシクサ】
◆B塊茎は発達せず不明;花茎は通常4〜6肋;葯は黒色
◆C総苞片は鋭尖頭で花より長い
◆D子房は1室;柱頭単一
◆E総苞片は狭被針形、長さ5〜7mm;花床無毛;雌花の花弁は萼よりヤヤ短い;葉の下部巾1〜3mm【エゾホシクサ】
◆E総苞片は被針形、長さ3〜5mm;花床有毛;雌花の花弁は萼より長い;葉の下部巾12〜5mm【ミカワイヌノヒゲ】
◆D子房3室、柱頭3、稀に2数のものを混生する
◆E総苞片と小苞(花苞Y)は無毛;萼の外面は無毛;花弁頂は無毛
◆F葉の下部巾5〜8mm;花茎は5肋;頭花径6〜8mm
◆G総苞片は被針形〜線状被針形
◆H総苞片は被針形、長さ7〜9mm、頭花の1.5〜2倍長◆I花床は無毛【ニッボンイヌノヒゲ】
◆I花床に長毛あり【ケイヌノヒゲ】
◆H総苞片は狭被針形、頭花の3倍長【ホシザキイヌノヒゲ】
◆G総苞片は3角形、花とヤヤ同長;花弁は極細い【シモキタホシクサ】
◆F葉の下部巾05〜3mm;花茎は4肋;頭花径4〜6mm◆G葉巾05〜1mm【オオムラホシクサ】
◆G葉巾2〜3mm【ヤマトホシクサ】
◆E総苞と萼の上部に短毛がある
◆F小苞(花苞Y)と萼は黒色◆G総苞片5〜6;葉は僅数、下部巾1〜2mm【クロイヌノヒゲモドキ】
◆G総苞片10〜21;葉は多数、下部巾5〜6mm
◆H総苞片は花より長く5〜7mm;花床に少毛【イヌノヒゲモドキ】
◆H総苞片は花と同長;花床は無毛【ヤシュウイヌノヒゲ】
◆F小苞(花苞Y)と萼は白色又は灰色;頭花は多数の花あり
◆G総苞片は倒卵形又は長楕円状倒卵形で鈍頭、5〜6個、白色;花床有毛;子房室2〜3;柱頭2〜3;混生する
【エゾイヌノヒゲ】
◆G総苞片は被針形、先鋭頭〜鋭尖頭、淡緑色
◆H花茎は細からず、5〜6肋
◆I小苞(花苞Y)と萼はヤヤ無毛;花床は無毛;子房3室;柱頭3【オキナワホシクサ】
◆I小苞(花苞Y)と萼は背上部に白短毛あり
◆J子房は常に3室;柱頭3;花床有毛【シロイヌノヒゲ】
◆J子房は2室と3室のもの混生;柱頭数も2と3混生◆K花床有毛【ナガトホシクサ】
◆K花床無毛【マツムライヌノヒゲ】
◆H花茎は極細く4〜5肋;小苞(花苞Y)は頂辺に少し短毛あるか無毛;子房みな3室;柱頭3
◆I花床に密毛あり;総苞片4〜6個、長さ6〜9mm;花茎と葉は僅数;花部はみな無毛【コケヌマイヌノヒゲ】
◆I花床は無毛;小苞(花苞Y)は頂辺に少し毛あり;葉と花茎は多数
◆J総苞片は6〜10mm【イヌノヒゲ】
◆J総苞片は線状被針形で前者よりも長い【ムツイヌノヒゲ】
◆F小苞(花苞Y)は白色;萼は緑黒色、無毛;総苞片はイヌノヒゲと同じ【タカユイヌノヒゲ】
◆C総苞片の先は円形又は鈍頭で通常花より低い
◆D頭花は多数;総苞片8〜20個
◆E頭花は雪白色;総苞片、小苞(花苞Y)及び萼の背上部とに短毛がある
◆F葉下部巾1mm以下;花茎は葉の3〜5倍長;頭花径6〜8mm、基部凹形【シラタマホシクサ】
◆F葉下部巾4〜5mm;花茎は葉の1〜2倍長;頭花径6mm、基部截形【オオホシクサ】
◆E頭花は淡渇色;花茎は葉と同長内外;頭花径7〜9mm;小苞(花苞Y)と萼の背上部に短毛がない
◆F葉の下部巾5〜9mm;頭花径9mm◆G雄花の萼は普通【ヒロハイヌノヒゲ】
◆G雄花の萼は退化して極小型となる【チャボイヌノヒゲ】
◆F葉の下部巾1〜4mm;頭花径4mm【サイコクホンシクサ】
◆E頭花は帯黒色
◆F総苞片は被針形、頭花より長いか同長
◆G葉の下部巾2〜3mm;頭花は多花;花床、小苞(花苞Y)および萼は無毛【ヤマトホシクサ】
◆G葉の下部巾1〜2mm;頭花は少数花、径5mm;小苞(花苞Y)、花床、萼上背に毛あり【クロイヌノヒゲモドキ】
◆F総苞片は長楕円形〜倒卵形、頭花より短い
◆G葉の下部巾1〜4mm;頭花は倒円錐形、径4mm;総苞片はほとんど無毛
◆H花弁はみな先無毛【ツクシクロイヌノヒゲ】
◆H花弁は雄花の先に短毛あり;雌花の内面長毛あり
◆I総苞片は黒色、花より短い【クロイヌノヒゲ】
◆I総苞片は淡渇色、花と同長;花数が多い【サイコククロイヌノヒゲ】
◆G葉の下部巾5〜12mm;頭花径5〜9mm◆H葉の下部巾5〜9mm;頭花径7〜9mm;多花【クロヒロハイヌノヒゲ】
◆H葉の下部巾7〜12mm;頭花径5〜6mm;総苞片、萼外面、小苞(花苞Y)は無毛【ナスイヌノヒゲ】(ナスノクロノイヌノヒゲの意;Y)
◆D頭花は僅少の花あり;総苞片2〜6個
◆E頭花は白色系
◆F小苞(花苞Y)と萼の上辺に微歯牙ありて無毛;葉の下部巾05〜15mm;花径1〜3本;総苞辺3〜5個;雌花約5個【アズマホシクサ】
◆F小苞(花苞Y)と萼の上辺は全辺、短毛あり
◆G総苞片2〜3個;雌花4個;雌花の萼は3深裂して先に長毛あり;花径3肋【シロエゾホシクサ】
◆G総苞片3〜4個;雌花1〜3個;雌花の萼の頂背に白毛あり【ユキイヌノヒゲ】
◆E頭花は帯黒色、時に緑色又は褐色
◆F萼は2深裂;花の各部は2数【カラフトホシクサ】
◆F萼は2浅裂(Y疑問)
◆G雌花の萼は外面に毛密生【ハライヌノヒゲ】
◆G雌花の萼は全く無毛(Y疑問)
◆H雌花の花弁は無毛;萼の内面無毛;花床無毛
◆I頭花は黒色;雌花の萼は黒色【ミヤマヒナホシクサ】
◆I頭花は緑色;雌花の萼は黒くない【シロバナミヤマヒナホシクサ】
◆H雌花の花弁の内面に長毛がある
◆I子房室数と柱頭数は2と3を混生;花床無毛;花茎は3肋【クシロホシクサ】
◆I子房3室;柱頭3
◆J花床有毛;雌花の花弁の内側は有毛なるも、他の花の器官はみな無毛【ネムロホシクサ】
◆J花床無毛
◆K萼の上辺は短毛あり;雄花の萼は不規則3深裂;雄花の小苞(花苞Y)は鈍頭無毛【ノソリホシクサ】
◆K萼の上辺は無毛;雄花の萼は3浅裂;雄花の小苞(花苞Y)は切形中凸頂で毛あり【ヤクシマホシクサ】
――――――――――――――――――――――――――――――――――― この頁top
参考検索1964『ホシクサ属Eriocaulon』
◆1;花は全部2数からなっている;総苞片は花よりわずかに長い;雌花のがく片は離生【イトイヌノヒゲ】
◆1;花は3数からなり、時に1部滅数することもある
◆2;長く伸長する茎がある;葉は細くて1脈、頭花は藍黒色【タカノホシクサ】
◆2;茎はなく、葉はすべて根生し、脈は2〜多数
◆3;雌花のがく片は2〜3個、離生する
◆4;雌花は花弁がなく、がく片は2個、葯は灰白色
◆5;総苞片および花苞は鈍頭〜やや鋭頭;雄花には花弁がある;雌花のがく片は線形、背に竜骨状の翼はない【ホシクサ】
◆5;総苞片および花苞の先は芒状に鋭尖する;雄花には花弁がない;雌花のがく片は背に竜骨状の翼がある【ヒュウガホシクサ】
◆4;雌花は花弁がある;がく片は2〜3個、葯は黒色
◆5;総苞片は花よりはるかに長い;がくは白色【イズノシマホシクサ】
◆5;総苞片は花より短い;がくは黒藍色
◆6;葉は巾1〜2(3)mm、鋭尖頭;花床は毛を密生する【クロホシクサ】
◆6;葉は巾5〜8mm、鈍頭;花床は無毛【ゴマシオホシクサ】
◆3;雌花のがくは3個が合生し、一方の開いた苞状となる
◆4;倒卵状のやや顕著な地下茎がある;花茎は円柱状で8〜10の小溝があり、機械組織の発達が悪い;葯は白色【コシガヤホシクサ】
◆4;地下茎はないかまたは倒円錐状でごく小さい;花茎は3〜6肋があり、機械組織が発達している;葯は黒色
◆5;総苞片は明らかに頭花より超出し、鋭頭〜鋭尖頭
◆6;子房は1室;柱頭も1個(まれに3のものを混生)
◆7;総苞片は狭披針形、長さ5〜7mm;雌花の花弁はがくよりやや短い;花床は無毛【エゾホシクサ】
◆7;総苞片は披針形、長さ3〜5(7)mmm、雌花の花弁はがくよりやや長い;花床は有毛【ミカワイヌノヒゲ】
◆6;子房は3室;柱頭は3個(まれに2のものを混生)
◆7;花苞は黒色、がくも黒色【イヌノヒゲモドキ】
◆7;花苞は白色、がくも通常白色
◆8;花苞はほとんど無毛;がくは内面をのぞき無毛;花弁の先は無毛【ニッボンイヌノヒゲ】
◆8;花苞の上背面およびがくの上部に2細胞からなる棍棒状の毛がある;花弁の先は短毛がある
◆9;総苞片は倒卵形または長だ円状倒卵形、鈍頭またはやや鋭頭、白色;花床は有毛;花にしぱしぱ2数のものがまじる【エゾイヌノヒゲ】
◆9;総苞は披針形で鋭尖頭または鋭頭、淡緑色;まれに柱頭や子房が2数になるものがある
◆10;花床は有毛;花茎はやや太く5〜6肋;雌花の苞は背面上半部に著しい白短毛がある【シロイヌノヒゲ】
◆10;花床は無毛;花茎はやや繊細で4〜5肋;雌花の苞は上端近くだけにわずかに白短毛がある【イヌノヒゲ】
◆5;総苞片は頭花より短いか、またはわずかに長く、通常鈍頭
◆6;頭花は白色〜淡褐色
◆7;頭花は白色;花苞の上部背面または上端に棍棒状白毛がある
◆8;頭花は球形〜半球形、多数の花がある
◆9;がくは裂片の背部にも棍棒状白毛が密生する;葉は狭線形で短く、花茎の1/3以下、巾1〜4mm;花茎は4肋【シラタマホシクサ】
◆9;がくは裂片の上端にだけ棍棒状白毛がある;葉は花茎の1/2より長く、基部で巾5〜8mm;花茎は5〜6肋【オオホシクサ】
◆8;頭花は少数の花からなりコップ状
◆9;花苞やがくの上縁には徴歯があり、無毛【アズマホシクサ】
◆9;花苞やがくの上縁は平滑で、棍棒状白毛または長毛がある
◆10;花苞や雄花のがくは先端にだけわすかに棍棒状白毛があり、雌花のがくは深く3裂し先に長毛がある【シロエゾホシクサ】
◆10;花苞やがく(雌雄花共)の上背部には棍棒状白毛がある【ユキイヌノヒゲ】
◆7;頭花は淡褐色で多数の花があり、花苞やがくの背面に棍棒状白毛がない【ヒロハイヌノヒゲ】
◆6;頭花は帯黒色、少なくとも花苞またはがく、花弁の一部が黒色を帯びる
◆7;頭花は多数の花があり、倒円錐形〜半球形、総苞片は8〜20
◆8;総苞片は披針形で頭花よりわずかに長い;種子は表面に鉤状細毛がない;花弁は全く無毛【ヤマトホシクサ】
◆8;総苞片は長だ円形で頭花より少し短い;種子の表面には鉤状細毛がある
◆9;花弁は雌雄花共全く無毛【ツクシクロイヌノヒゲ】
◆9;雄花の花弁は先に短毛があり、雌花の花弁は内側に長毛がある【クロイヌノヒゲ】
◆7;頭花は少数の花があり、コップ状狭倒円錐形;総苞片は3〜6
◆8;雌花のがくの外面に密に長毛がある【ハライヌノヒゲ】
◆8;雌花のがくの外面は無毛
◆9;雌花の花弁は全く無毛;がくの内面も無毛;花床は無毛【ミヤマヒナホシクサ】
◆9;雌花の花弁は内面に長毛がある
◆10;がく、花弁、柱頭、子房等2数になる花が混生する;花床は無毛【クシロホシクサ】
◆10;花は全部3数である
◆11;花床は有毛;花は雌花の花弁内面をのぞき全く無毛【ネムロホシクサ】
◆11;花床は無毛
◆12;がくは上縁に短毛があり、雄花では不規則に3深裂;雄花の苞は鈍頭で無毛【ノソリホシクサ】
◆12;がくは上縁に毛がなく、雄花では3浅裂;雄花の苞は切形鋭端で毛がある【ヤクシマホシクサ】
――――――――――――――――――――――――――――――――――― この頁top
syokubutu kensaku